神楽坂の街を歩く演劇
2025-12-03 12:56:45

神楽坂で新たな演劇体験!音声ARを使った街歩きイマーシブシアター『-記憶の質屋- ほの灯り堂』が2026年に開催

新たな演劇の形「イマーシブシアター」



演劇と地域の魅力を融合させた新しい形のエンターテイメント、「イマーシブシアター」が東京・神楽坂に登場します。それが、ロングランプランニング株式会社とクリエイティブ集団「ムケイチョウコク」が共同制作する体験型演劇作品『-記憶の質屋- ほの灯り堂』です。2026年2月にプレ公演が行われ、本公演は4月下旬から5月上旬にかけて上演される予定です。

この作品は、音声ARアプリ「Locatone」を使用して、参加者が神楽坂の街を歩きながら物語を体験する構成になっています。参加者は、自らが物語の登場人物となり、街の各所で遭遇する役者と会話を交わしながら、進むべき道を選択していくのです。こうした体験を通じて、神楽坂の歴史や文化を再発見し、単なる観光とは一線を画すエンターテイメントが実現します。

音声ARアプリによる新感覚の体験



この体験型コンテンツでは、音声ARアプリ「Locatone」を活用します。このアプリは、位置情報に基づいて音声を自動的に再生する技術を利用し、特定のスポットを訪れることでリアルな音響体験を提供します。参加者は、スマートフォン一つで物語のスイッチを入れ、物語と連動した音楽や効果音を耳にしながら街を歩くことになるのです。これは、従来の舞台での観劇とは全く異なる体験を提供し、より没入感のある演劇を実現します。

特別なプレ公演の開催



本公演に先駆け、2026年2月5日から8日までの期間にプレ公演が予定されており、チケットの販売は2025年12月20日から開始されます。このプレ公演を通じて、参加者は本公演の雰囲気をいち早く体感できる貴重な機会となるでしょう。チケット価格は5,200円(税込)で、オープンイヤーイヤホンの貸出も含まれています。

物語の奥深さと参加者の心へのアプローチ



『-記憶の質屋- ほの灯り堂』の物語は、記憶をテーマにした心温まる内容です。観客は、記憶だけを専門に扱う不思議な質屋「ほの灯り堂」を訪れ、「やり直したい記憶」を木札に書いて質入れすることで、その記憶を再体験できるかもしれないというストーリーが展開されます。物語には、泉鏡花や古賀政男といった歴史的なキャラクターが登場し、参加者は彼らと対話しながら心揺さぶられる体験をします。この作品は、参加者一人一人が自分の過去と向き合うことで生成される、非常にパーソナルな物語でもあります。

神楽坂との連携を持つ新しい試み



本作は、地域観光とアートの融合を目指し、より多くの人々に神楽坂の魅力を再発見してもらうことを目的としています。一般的な観光ツアーとは一線を画す「物語体験」を通じて、参加者にこの街への愛着を与える新たな試みとなるでしょう。

今後は、神楽坂以外の地域においても、この企画が展開される可能性があり、多くのエリアで新しい観劇体験を提供することに期待が寄せられています。演劇への関心が薄い層にも幅広くアプローチできる点が、町を舞台にしたこのイマーシブシアターの大きな魅力です。

興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトやInstagramで最新情報をチェックしてみてください。新しい演劇体験があなたを待っています!

公演情報


  • - タイトル: -記憶の質屋- ほの灯り堂
  • - プレ公演: 2026年2月5日(木)~2月8日(日)
  • - 本公演: 2026年4月下旬~5月上旬
  • - 会場: 学校跡地の飯田橋でっかいレンタルスペース(東京都新宿区揚場町2-28)
  • - チケット料金: 5,200円(税込)

公式サイト:

ムケイチョウコク
Locatone
ロングランプランニング株式会社


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