映像とアートの新たな交差点「FILMS」アートフェア東京2026
東京で開催される「ART FAIR TOKYO 2026」で、新たに映像作品に特化したプログラム「FILMS」が展開されます。この企画は、企画ディレクターにnon-syntaxを迎え、アートと映像の現在と未来を探るものです。
映像表現の新たな波
アートフェア東京はこれまで、ギャラリーとコレクターの間で美術品の取引を展開してきましたが、その中で映像作品の出品が少ないことが課題として浮上していました。この状況を受けて、2025年から映像作品専用のセクション「FILMS」を試験的にスタートすることにしました。
今回の「FILMS」では、「Art and Film? 言葉で定義できない映像の未来」と題し、映像表現のエコシステムの基盤を構築することを目指しています。プログラム内では、「見る」「学ぶ」「買う」の3つの階層を設け、映像の多様な側面を探求します。
開催概要
会場は東京ミッドタウン日比谷の9Fに設けた特設スペースで、約10名のアーティストによる映像作品が上映されます。また、トークイベントも開催され、参加者は映像アートについて学ぶ機会を得ることができます。さらに、公式ウェブサイトでは、業界のステークホルダーへのインタビューも配信し、映像作品の収集やアーカイブについての視点を共有します。
参加アーティストの発表
参加予定のアーティストや作品情報は、今後公式サイトやSNSで随時発信される予定です。観客はアートに対する理解を深めると共に、映像作品を実際に体感し、購入するチャンスを得ることとなります。
プログラムディレクターのビジョン
non-syntaxの金秋雨は、映像芸術の特性について「映像は物として固定されず、上映を通じて新たな意味を持つ」と語ります。このプログラムを通じて、アートマーケットの中心にいる映像作品の経験や記憶、未来への継承について問い直すことが重要だと強調しています。特に「言葉で定義できない」という表現が示すように、混乱ではなく、新たな映像文化の構築に向けた出発点として捉えるべきだと考えています。
アートフェア東京CEOからのメッセージ
アートフェア東京のCEO、北島輝一氏は、海外では映像アートが既に確立された表現媒体であるのに対し、日本では十分な場が与えられていなかったことを指摘します。映像作品は、アートの新たな価値を見出すための重要な要素であり、これからのアートシーンにおいて大きな役割を果たすべきだと述べています。
この新たな試み「FILMS」によって、日本のアートフェアにおける映像表現の位置づけを再定義し、映像アートが持つ魅力を再評価する機会となることでしょう。アートと映像が交差することで、新しい文化的な体験が生まれることを期待しています。
開催情報
- - 会期: 2026年3月12日(木) ~ 3月15日(日)
- - 会場: 東京ミッドタウン日比谷 9階 ROOM6
- - 時間: 11:00 ~ 19:00
- - 協力: 三井不動産株式会社
- - 問合せ先: エートーキョー株式会社 FILMS広報担当
ぜひ、この貴重な機会に映像アートに触れ、アートの未来を共に考えてみてはいかがでしょうか。