音楽で記憶を紡ぐ
2025-06-25 10:52:44

堀内優里全国ツアー『SOUVENIR』、音楽で記憶を紡ぐ旅が始まる

音楽で記憶を届ける堀内優里の全国ツアー『SOUVENIR』



ヴァイオリニスト堀内優里が、2025年7月から初の全国ツアー『SOUVENIR』をスタートします。名古屋、大阪、長野、東京、札幌の5つの都市を巡るこのツアーでは、彼女の音楽を通じて「記憶に残る瞬間」を届けるという強い想いが込められています。多彩なプログラムにはブラームスやバッハ、シェーンフィールドの名曲が並び、堀内自身の色を加えた特別な演奏が期待できます。

堀内さんは、「このコンサートで聴いてくださる方々が、音や空気、一瞬の時間を心に留めていただけたら嬉しい」と語ります。彼女が見つめる現在、自身の音楽に込められた感情がいかに表現されているのか、興味深く感じられます。

ツアーへの期待と演奏スタイルの進化



昨年のデュオツアーを経て、ソロでのツアーは初めての堀内さん。「名古屋や北海道では新しい発見があることを期待しています」と話します。音楽に対する考え方や演奏スタイルも、アメリカでの留学を通じて変化してきたそうです。

「ビブラートや音の表情を深く考えるようになりました」とのことで、演奏したいことよりも、伝えたいメッセージに意識が向いているそうです。この心の変化が、一音一音にどのように表れているのか、楽しみですね。

留学の思い出と音楽的成長


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堀内さんがアメリカのインディアナ大学に留学した理由は、著名なヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス教授に直接指導を受けたかったからです。彼の音楽に対する真摯な姿勢が、堀内さんにとっての学びとなっています。

「ジェームズ先生とのレッスンでは、音色の多様性や楽曲に込める表現の豊かさについて教わります」と語り、その中で自身の音楽に対する思いがさらに強くなったことが伺えます。

ツアーのタイトル通りの思い出を詰め込む



『SOUVENIR』というタイトルに込められた意味は、フランス語で「思い出」や「記憶」を表しています。それぞれの公演で出会う空気や瞬間を、聴いてくれる方々に残したいという願いが込められています。「特に、会場で生まれる音楽の瞬間は、一度きりの体験です」と力強く語ってくれました。

今回のプログラムも、シェーンフィールドの作品に触発され、ブラームスの名曲を選ぶなど深い意味があります。各地での演奏に向けた準備も着々と進んでおり、全ての公演に向けての情熱が伝わってきます。

各地での公演に寄せる想い



北海道の六花亭・ふきのとうホールは憧れの地であり、ふるさとの長野では特別な思いを持って演奏するとのこと。「東京の浜離宮朝日ホールはとても落ち着いて演奏できる場所で、関西では一家の観客の熱気を感じ取りたい」とのことで、各会場への期待感が高まります。

また、連続公演に備えて体力や精神面の準備も欠かさず行なっているとのことで、演奏後の経験が次のステップに繋がることを見据えています。「各地の文化や料理にも触れ、豊かな体験を音楽活動に活かしたい」という思いも楽しみポイントの一つです。

未来に向けた挑戦と挑戦



このツアーを経て、堀内優里は自身の音楽性をさらに深めながら、リサイタルの形でも”自分らしさ”を発信していくことを目指しています。演奏者と観客の間で築く新しい関係性を模索しつつ、音楽を通じた対話の場を提供していきたいと考えています。

「私の思いが、皆さんの記憶に残る一助となることを願っています」と締めくくる堀内さん。また、共演する小井土文哉さんとの音楽的対話も非常に楽しみで、彼との化学反応によって新たな音楽の側面が生まれることを期待しています。

ぜひ、堀内優里の全国ツアー『SOUVENIR』を体験し、心に響く音楽の旅を共に楽しんでみてはいかがでしょうか。実際の演奏を通じて、自分自身の思い出と重ねるような感動を感じることでしょう。


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