中古リノベーション経験者が語る!満足と失敗の真実とは?
近年中古リノベーションが注目を集めています。資産としての側面だけでなく、個性的な住まいへの憧れで選択する方も増加中です。そこで、株式会社MEMOCOが実施した中古住宅のリノベーション経験者94人へのアンケート調査をもとに、リアルな声をお伝えします。
調査概要
本調査は2024年10月15日から12月30日までの期間に行われ、インターネットを通じて実施されました。対象は多様な年代と性別の94名。男性48人、女性46人から回答を集め、60代以上の回答者は約10%と少なめでしたが、20代から50代にかけて均等に分布しています。
リノベーションの実態
1. 完工時期と物件種別
調査結果によると、リノベーションが完工した時期は、3年以内が35%と最も多く、物件は戸建てが76%、マンションが24%でした。費用は、マンションで500万未満が51%、戸建てでも52%が500万未満と、比較的低価格であることが分かります。
2. 満足度とその理由
回答者の52%が「満足」、46%が「どちらかというと満足」と答えています。理由の一つに、見た目が新築同様で、居住性が向上する点が挙げられます。
- フルリノベーションにより、耐震性が向上し安心感が得られた。
- 快適な動線が実現されて、日常生活が楽になった。
- 要望が反映され、居心地の良い空間に仕上がった。
一方で、不満を持つ声も存在し、収納不足や湿気の問題が指摘されています。
再度選ぶかどうか
約78%の人が、もう一度「中古物件購入+リノベーション」を選ぶと回答しました。この理由には、経済面や自分たちのライフスタイルに合わせた空間が作れる魅力があります。
- 転居先の自由度が高く、希望に合った間取りが作れる。
- 新築よりもコストが抑えられる。
- DIYの楽しさを体験できる。
逆に「選ばない」と回答した22%の方は、予算があれば新築を選ぶ意向が強いことが明らかになりました。特に、工事期間や手間、新築に比べて信頼性の面で戸惑いを感じている点が指摘されています。
まとめ
調査結果からは、中古リノベーションは価格を抑えつつ、理想の住まいに近づける可能性があることが伺えます。しかし、実際の経験者の声も参考にし、予算や条件をよく考慮することが重要です。リノベーションの魅力とリスクをしっかり見極め、自分に合った選択ができるようにしましょう。