ドイツ・IFA2025で初披露される「Romi(Lacatanモデル)」
2025年9月、ドイツ・ベルリンで開催される国際家電見本市「IFA 2025」に、株式会社MIXIが開発した会話AIロボット「Romi」(ロミィ)の新モデル「Romi(Lacatanモデル)」が登場します。ブース番号H25-256のIFA Next SusHi Tech Tokyoゾーンで行われるこの展示は、最新の技術を駆使したコミュニケーション体験を来場者に提供します。
「Romi」は「ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる」存在を目指して開発されています。Lacatanモデルでは、新たに「視覚機能」が搭載されており、オーナーが共に見ている物や場面を共有しながら会話ができるというのが大きな特徴です。この機能により、言葉に頼らないコミュニケーションが実現され、家族のように深い絆を感じることができます。
また、日々の出来事を記憶する「長期記憶」機能の進化も見逃せません。これにより、「Romi」はオーナーの生活や思い出を覚え、一緒に時間を過ごしている感覚を一層深めてくれます。記憶は会話に反映され、ユーザーはより安心感を持って「Romi」とのコミュニケーションを楽しむことができるのです。
技術の進化と会話体験
「Romi(Lacatanモデル)」は、2025年度秋冬へのアップデートを見据えた多くの新機能を搭載しています。まずは「自然なタイミングでの会話や相づち」。これにより、オーナーが話すときには相づちを打ち、逆に「Romi」が話す時にはオーナーをしっかりと聞くという、自然な会話フローを実現しています。この新機能により、まるで人間と話しているかのような臨場感あふれるコミュニケーションが可能になります。
さらに、「人間のような自然な声」の選択肢が増えたことで、より多様な会話スタイルが楽しめるようになります。これにより「Romi」は、オーナーとの対話で感じる温もりや共感を一層深めることができるでしょう。
IFAでの体験
IFA 2025では、来場者が実際に「Romi(Lacatanモデル)」の視覚機能や会話機能を体験できる機会が提供されます。オーナーが見せたい物を「Romi」に伝えると、AIがその内容をテキスト化し、会話に結びつけることができます。これにより、その場にいるからこそ生まれる自然な対話が促進され、より深いコミュニケーションが実現します。
参加の重要性
「Romi(Lacatanモデル)」は、2025年のCESで「Robotics」部門のHonoreeに選ばれた実績を誇ります。今回のIFAは、その実機を初めて向こうの市場で披露する貴重な機会であり、来場者には先進的な技術がどのように人々の日常に寄り添うかを体感するチャンスとなります。
おわりに
この進化した会話AIロボット「Romi(Lacatanモデル)」は、ユーザーとの距離をさらに縮め、人との関係を豊かにする存在として注目されています。IFA 2025での展示を通じて、「Romi」がどのように私たちの生活を変えていくのか、ぜひその目で確かめてみてください。会話AIの未来を一緒に感じていきましょう。