サイバーステップ、新たな一歩を踏み出す
サイバーステップ株式会社は、2025年6月18日、Web3ゲーム『Eggle』で流通するゲームコイン「Eggle Energy($ENG)」の寄付を新たに受領したことを発表しました。この寄付は、暗号資産事業のさらなる強化を図る中で得られたものであり、同社の未来に大きな影響を及ぼすものと言えるでしょう。
寄付の背景
サイバーステップは、Bacoor dApps株式会社との業務提携を経て、2025年2月からWeb3ゲーム『Eggle』の開発を進めてきました。2025年4月からサービスが開始されて以降、同社は「Eggle Energy($ENG)」の活用を通じて、新たなビジネスチャンスを狙っています。
この度受け取った寄付は、500万$ENG、日本円にして約1,807万円相当で、オフィシャルアカウント経由で申し出があったものでした。サイバーステップは、この寄付を通じて収益基盤の多様化を進め、暗号資産を用いた新しいプロジェクトに取り組む方針を示しています。
寄付の目的は、同社が持つ知識と運用体制を活かし、デジタルコンテンツや新規ゲームの開発に資することです。今後の成長に対する期待感が高まっています。
寄付内容と今後の取り扱い
受け取った$ENGは、Web3ゲームや関連サービスでの使用を検討する方針です。また、本件に伴う税務処理や会計処理については専門機関と連携し、適切に行っていく予定です。
サイバーステップは、マーケティングや研究開発のコストとして寄付された資産を活用しつつ、暗号資産の運用管理体制を強化することに全力を注ぎます。将来的には、株主優待における活用も視野に入れているようです。
ただし、寄付された資産がすぐに株主優待に充てられることはないため、これからの動向に注視が必要です。
企業価値の向上に期待
サイバーステップは、現在の成績に大きな影響がなくとも、寄付資産の換金等を通じて収益計上が起こる可能性があるとしています。これにより、Web3の領域での存在感を一層高めるとともに、企業価値を上げていくことを目指し、段階的に新たな事業を進めていく方針です。
同社は、成長を続けるブロックチェーンやゲーム市場において、ユーザーやステークホルダーの期待に応える姿勢を強調しています。今後の進展が注目される中、サイバーステップがどのような新たな道を切り開くのか、目が離せません。
以上、サイバーステップ株式会社の寄付受領についてお伝えしました。今後の動向にも期待が寄せられます。