岡山大学の国際オンラインプログラムについての詳細
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科が、2025年11月5日から19日までの期間に、微生物学および免疫学に関する国際オンラインプログラム「Global Microbe Nexus Program」(以下、GMN Program)を初めて開催しました。このプログラムは、微生物学や免疫学の知識を国際的に共有するとともに、異なる国の大学院生との学術交流を通じて、日本の学生の国際的視野を広げることを目的としています。
プログラムの目的と内容
GMN Programは、国際的な研究ネットワークの構築や、国際的な学術交流の促進を狙いとしています。具体的には、インドを含む多様な国の大学院生との平等な交流を通じて、日本の研究環境をよりグローバルなものとすることが期待されています。このプログラムには、岡山大学の学生や大学間協定校であるシスター・ニヴェディータ大学の修士課程の学生を含む、さまざまな背景を持つ参加者が集まりました。
各セッションの概要
プログラムは、参加型要素が豊富で、多方向からの交流を促すよう構成されています。以下のようなセッションが行われました。
1.
第1回セッション:Global Virus Landscape
各国の参加者から主要なウイルス感染症に関するプレゼンテーションが行われ、国ごとの研究テーマや関心事を共有しました。このセッションでは、感染症に関するグローバルな課題を共通認識として見出すことができました。
2.
第2回セッション:Journal club
ここでは、各国からの論文紹介が行われ、CRISPR/Cas系を用いたウイルス治療から、インドでの腸内感染症の制御についてまで、幅広いテーマが議論されました。参加者間のディスカッションは非常に活発で、異なる視点が交錯しました。
3.
第3回セッション:Technical seminar
日本の研究室が行っている最新の技術について説明があり、real-time PCRや蛍光染色観察などの手法について、参加者が直接学ぶ機会が得られました。このように、専門技術の理解を深めることができました。
教育プログラムの位置付け
GMN Programは、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の博士課程授業科目として開講されており、修了者には修了証が授与されます。この取り組みにより、海外の大学院生が岡山大学での更なる学びに進む道が開けられることも意図されています。
今後の展望
岡山大学は、このような国際的なプログラムを通じて、グローバルサウス地域との教育・研究交流をさらに強化していくことを計画しています。また、文部科学省の支援を受けて、世界的な教育機関としての地位を築くための取り組みも継続していく考えです。地域中核の研究大学として、今後ますます期待が寄せられる岡山大学の活動に注目が集まるでしょう。
お問い合わせ先
詳しい情報は、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科学務課のウェブサイトやお問い合わせ先をご覧ください。