EY Japanが誇るLGBTQ+支援の9年連続ゴールド認定
EY Japan(東京都千代田区)は、職場におけるLGBTQ+支援の取り組みが評価され、「PRIDE指標」において9年連続で最高評価の「ゴールド」認定を受け、さらに5年連続でセクターを超えた協働の重要性を評価される「レインボー」認定も獲得しました。これらの認定は、EYの企業文化や取り組みのレベルを示すものであり、社内外へその姿勢を強くアピールしています。
ゴールド認定の背景
EYがゴールド認定を獲得した背景には、社内での包括的なLGBTQ+支援策が充実していることが挙げられます。具体的には、同社は差別禁止規定を徹底しており、育児や介護、看護のための休暇制度を充実させ、同性パートナーに対しても充実した福利厚生を提供しています。このような制度により、社員一人ひとりが多様性を受け入れ、活躍できる環境が整っています。
また、EY Japanの社内にはLGBTQ+当事者とその支援者から成るコミュニティ「Unity」が存在し、啓発活動を通じて社内の意識改革を推進しています。これにより、多くの社員がLGBTQ+についての理解を深め、実際の行動に移すことができる土壌が育まれています。
レインボー認定の重要性
レインボー認定においては、特に「コレクティブ・インパクト」と呼ばれる、分野を超えた協働が評価されました。EY Japanは、LGBTQ+支援における具体的なアクションを集めた「Pride Action 30」に賛同し、6月には新聞広告にも参加しました。社内でのキャンペーン活動により、多様な社員やインターンが様々な取り組みを実施し、インクルージョンの推進を図っています。
スポーツ界における取り組み
さらに、EY Japanはスポーツ界でのLGBTQ+インクルージョン推進ことに積極的に貢献しています。NPO法人プライドハウス東京や一般社団法人Work with Pride、公益財団法人日本オリンピック委員会などとともに、スポーツ版のPRIDE指標の開発に参加しています。この指標は、競技団体やチームがすべての選手に安全な環境を提供できるようにするためのサポートを目指しています。
特に2024年のパリ五輪では、史上最多のLGBTQ+アスリートが参加する中、日本人選手の参加表明がゼロという状況を受け、EY Japanは競技団体向けの予備調査を実施し、今後の運用方法を確立するためのヒアリングも行っています。2026年には、複数のスポーツ団体においてこの指標を活用できるよう伴走支援を行う予定です。
EYのビジョン
EYはただクライアントや社会に新しい価値を創出するだけでなく、資本市場における信頼を築きつつ、より良い社会の実現を目指しています。データやAI、先進技術を駆使して、現在および未来の課題解決に向けた支援を行っています。その活動は、アシュアランス、コンサルティング、税務、ストラテジー、トランザクションなど多岐にわたり、150以上の国と地域で展開されています。
EYは、これからもLGBTQ+への支援を強化し、ダイバーシティ&インクルージョンを実現するための活動に邁進していく考えです。