自動化の未来を切り開くトーチのラボオートメーションシステム
トーチ株式会社は、2025年7月9日から11日まで東京ビッグサイトで開催される第7回インターフェックスWeek東京ファーマラボEXPOにおいて、新しいラボオートメーションシステムを紹介します。これにより研究開発の自動化が加速し、研究者が本来の業務に集中できる環境が整うことが期待されています。
現在の研究開発シーンの課題
近年、研究開発の現場では、液体や粉体の分注、HPLC分析といった多くの作業が依然として手作業で行われており、研究者は新型製品の開発や研究計画の立案に専念できない状況が続いています。これに加え、作業のバラつきや危険な試薬の取り扱いといったリスクも存在しています。そのため、自動化のニーズは増加しており、多くの企業がこのニーズに応じたラボオートメーションの導入を検討していますが、コストや技術的な障壁がその足かせとなっているのが現状です。
トーチの革新技術
トーチのラボオートメーションシステムは、これらの課題を解決するために設計されています。特に注目されるのは、協働ロボットを活用した「デジタルラボ」と、粉体と液体の混合、HPLC分析を自動化するシステムです。これらはすでに多くの企業に導入されており、その実績は確かなものです。
1. デジタルラボ
デジタルラボは、協働ロボットを使って複数の実験機器を同時に操作し、実験作業を自動で実行します。これにより、プロトコルの変更やパラメータ調整にも柔軟に対応でき、より高い生産性を実現します。人と同じ空間で働けるため、導入が難しかった作業環境でも活用可能なのが特徴です。
2. 自動粉体・液体混合分注 & HPLC分析システム
このシステムは、特に難易度の高い粉体サンプルの高精度な自動分注を実現し、一連の前処理を効率化します。これにより、手作業による負担を大きく減少させ、再現性を向上させることができるため、研究現場の効率化に大きく寄与します。
EXPOでのデモ展示
ファーマラボEXPOでは、トーチのラボオートメーションシステムの実機デモが行われます。自動化を検討している方や、すでに進めているが課題を感じている方にとって、貴重な情報源となるでしょう。トーチのブースで実際の動きを見て、どのように効果を実感できるのかをご体験ください。
会社概要
トーチ株式会社は、東京都江東区に本社を構え、ラボラトリーオートメーションの専門的なインテグレーターです。研究開発の自動化をサポートするために、具体的なアプローチとトレーニングも提供しています。トーチのミッションは「あらゆる動作を自動化することで、創造に没頭できる世界を実現すること」です。ぜひ、皆さまのご来場をお待ちしております!