未来の防災技術を競う第4回高専防災減災コンテスト開催！

第4回高専防災減災コンテスト最終審査会の開催

日本全国の高等専門学校（高専）から集まった優秀な学生たちが、地域社会の防災力向上に向けたアイデアを競い合う『第4回高専防災減災コンテスト最終審査会』が、2026年1月24日（土）に茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催されます。この大会は、独立行政法人国立高等専門学校機構の主催のもと、国立研究開発法人防災科学技術研究所や公益財団法人国際科学振興財団と共催で行われます。

コンテストの目的とあらまし

このコンテストの目的は、高専に在籍する学生たちが防災減災に関する地域の課題を解決するための革新的なアイデアを発表し、その成果を共有・評価することです。地域に密着したテーマに取り組むことで、学生たちの成長とともに、社会全体の防災力や災害対応能力を向上させることを目指しています。

今年度のコンテストでは、厳しい書類審査を通過した10チームが選ばれました。これらのチームは、地域住民や企業、関係機関へのヒアリングを通じて自らのアイデアの検証を行ってきました。

当日のイベント内容

最終審査会は、11:30から17:00までのハイブリッドフォーマットで行われ、会場参加とオンライン参加のいずれかが選べます。具体的なプログラムは以下の通りです：

- 11:30-13:00 ポスターセッション（会場参加者も参加可能）
- 13:00 開場
- 13:30 開会及び主催者挨拶、コンテスト趣旨説明
- 13:40-15:20 各チームによる最終発表（各チーム10分）

- 函館工業高等専門学校『ココロボ×電波でつながる函館プロジェクト』
- 福島工業高等専門学校『毎日に防災を！防災カウントダウンカレンダー』
- 福井工業高等専門学校『災害時孤立地域の自主避難ビニールハウスの謎を解き明かす』
- 豊田工業高等専門学校『WAS（Water Break Damage Assessment System）断水被害調査システム』
- 和歌山工業高等専門学校『事後対策型防災杖「用心棒」の開発』
- 鹿児島工業高等専門学校『卵の殻を用いたシラスの改良』

- 16:00-17:00 表彰式及び閉会

学生たちの発表の後には、文部科学大臣賞などの各賞が授与される予定です。

参加方法

参加希望者は、事前登録が必要で、参加費は無料です。申し込みは、専用の参加申込フォームから行えます。申し込み締切は1月20日（火）正午まで、会場参加は先着順となります。

今回のコンテストは、防災への意識を高め、地域社会に貢献する学生たちの姿を通じて、災害に強い社会を目指す重要な機会です。ぜひ、学生たちの革新的なアイデアを応援しに足を運んでみてはいかがでしょうか。