第9回気仙沼かつお祭り、地域とともに笑顔を届ける取り組み
宮城県気仙沼市で28年連続生鮮かつおの水揚げ量日本一を誇る「気仙沼かつお祭り」が、2025年7月に開催されます。この祭りは、気仙沼の伝統的な漁業と地域の魅力を広める場として、多くの人々に利用されています。特に今年は、震災からの復興支援活動として、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が「みんなの笑顔プロジェクト」に参加し、写真撮影プログラムを通じて地域の魅力を発信します。
イベントの背景
気仙沼市は、延宝3年(1575年)に新宮市から伝わった「かつお溜め釣り漁」が350周年を迎えることを記念する特別な年です。この伝統的な漁法が地域の特色を形成し、かつおのプロモーション活動が行われてきました。キヤノンMJは、写真撮影を支援することで、地元の水産業や文化、歴史を多くの人に伝える手助けをしています。
イベント内容の紹介
2025年7月5日(土)、「みんなの笑顔プロジェクト」による写真撮影プログラムが行われ、参加者は気仙沼市内の魚市場や水産情報発信施設、クッキングスタジオなどを巡りました。この活動では、水産業に関する学びを深めながら、参加者自身が気仙沼の「今」と「歴史」を捉えることができる貴重な機会となっています。
さらに、撮影した写真の中から最もお気に入りの一枚を選び、キヤノンMJがその写真をプリントし、参加者に手渡されることで、思い出としての記念品も提供されます。当日には地元の高校生や家族連れが参加し、多くの交流が生まれました。参加者からは「撮影を通じて地元の方とのコミュニケーションが増え、気仙沼の魅力をもっと知ってもらいたい」という声が寄せられました。
キヤノンの取り組み
キヤノンMJはカメラの貸し出しや撮影サポート、プリントサービスを行い、地域の人々が気軽に写真を楽しむ機会を提供しています。また、その活動は「みんなの笑顔プロジェクト」に基づいており、2012年から東日本大震災の被災三県に向けた復興・創生推進活動を続けています。このプロジェクトは「写真を楽しもう」をテーマに、人と人との交流を促進し、子どもたちの心を育む支援を行っています。
まとめ
「第9回気仙沼かつお祭り」と「みんなの笑顔プロジェクト」を通じて、地域の伝統や文化を再発見し、さらに多くの人にこの魅力を知ってもらう取り組みが進行中です。気仙沼の未来に向けて、地域振興の一環として今後も支援活動は続いていくことでしょう。普段は見られない水産業の背景や地域の魅力を、ぜひこの機会に体験してみてください。