就活選考離脱の実態
2026-06-05 10:37:23

新卒採用における選考離脱の実態を探る調査結果

新卒採用の選考離脱実態調査



シーズアンドグロース株式会社が行った調査によると、26卒として就職活動を経験し現在社会人となった方々の選考離脱と内定承諾に関する実態が浮かび上がりました。調査結果は、これからの新卒採用に向けた重要な知見を提供しています。

調査概要


調査は2026年5月に実施され、対象は26卒として就職活動を経て社会人になった111名です。特に注目すべきは、741名がエントリーしたにも関わらず、94.6%もの学生がその後の説明会に参加しなかったという結果です。この背景には、就活初期における学生の本気度の低さがあることが分かります。

主な結果


1. エントリーしたが説明会不参加
- 説明会に参加しなかった理由では、57.1%が「とりあえずエントリー」であり、再度企業を掘り下げて考えていないことが浮き彫りになりました。

2. 説明会参加後の選考離脱理由
- 参加後に選考に進まなかった理由のトップは、「仕事内容や事業の具体像が自分が想像していたものと異なった(51.4%)」で、次いで「給与・待遇に魅力を感じなくなった(38.7%)」とのことです。

3. 就職活動時の重視要素と入社後のギャップ
- 内定を承諾した理由として最も多かったのは「仕事・事業内容が一致したから(31.5%)」。入社後に「社員や社風」を重視するべきだったと感じる回答が27.9%にのぼり、条件面への重視とのギャップが明らかになっています。

就職市場の動向


近年の売り手市場に伴い、初任給の引き上げや福利厚生の強化が進む中で、選考に進むためには条件面が重要視されることが確認されました。また、競合他社と比較してマイナスがない水準に達して初めて選考に進むため、事業内容や働きがいについても学生の期待に応える必要があります。

改善の提案


企業は、単に条件面を提示するのではなく、社員の意義や価値観を学生に共感させ、内部にも浸透させることが企業の採用成功に不可欠です。学生が「誰と、何のために働くのか」を意識することが、志望度の向上に直結するでしょう。

まとめ


シーズアンドグロースが実施した調査結果は、今後の27卒・28卒の採用活動に活かすための貴重なデータとなります。新卒採用を成功させるためには、条件面に加えて企業の理念や文化、充実感が若い世代にとって重要であることを繰り返し認識していく必要があります。このデータを参考に、企業各社がより良い採用戦略を展開していくことを期待しています。


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