神奈川県三浦海岸で待望のフレスコボール公式戦が復活！

2025年7月12日と13日、神奈川県の三浦海岸で約6年ぶりとなるフレスコボールの公式戦『フレスコボールミウラカップ2025』が開催されることが発表されました。このイベントは、日本フレスコボール協会（JFBA）の主催で行われ、「MIURA FUN BEACH」としてリニューアルされた三浦海岸の開設記念大会となっています。

フレスコボールとは？

フレスコボールは、ブラジル・リオデジャネイロが発祥のビーチスポーツで、1945年に考案されました。このスポーツの特徴は、競技者が互いに競い合うのではなく、協力してラリーを続ける点にあります。試合は5分間行われ、7メートルの距離を保ちながらプレイされます。「思いやりのスポーツ」とも呼ばれるフレスコボールは、全国各地で27の公認地域クラブと6つの学生団体が設立され、地域コミュニティの形成に寄与しています。

三浦海岸の魅力

かつて三浦海岸は日本選手権『ジャパンオープン』が開催されるなど、日本のフレスコボール発祥の地として知られ、多くの海水浴客が訪れました。しかし、コロナ禍を経て来場者数が大幅に減少し、昨年は海水浴場の開設が実現しなかったという厳しい状況が続いていました。それを打破するために、株式会社ニッポン放送がプロデュースを担当することとなり、2年ぶりの海水浴場が開設される運びとなったのです。

ミウラカップ開催の意義

今回の『フレスコボールミウラカップ2025』は、数年前から注目を浴びているビーチスポーツの公式戦として、新たな盛り上がりを見せることが期待されています。2025年度には日本代表を決定する『FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025』の一環として、選手たちが世界に挑むための重要なステージとなります。6月にはブラジル選手権に臨む多くの選手たちも出場する見込みです。