ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』2026年日本初上陸
大ヒットミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』が、2026年7月から東京ドリームパーク内に新設されるEX THEATER ARIAKEで上演されます。この名作は、ニューヨーク・ブロードウェイで初演から瞬く間に社会現象となり、連日完売のチケットが話題を呼びました。日本でもその波が広がるのが待ち遠しいです。
本作の受賞歴と魅力
『ディア・エヴァン・ハンセン』は、第71回トニー賞においてミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞を含む6部門を受賞し、さらに第60回グラミー賞や第45回エミー賞も獲得した素晴らしい作品です。特に、社会の中での孤独感や人間関係の複雑さをリアルに描写した点が、多くの観客に支持されています。
キャストの紹介
日本版では、エヴァン・ハンセン役に柿澤勇人さんと吉沢亮さんがWキャストで登場します。彼らは、ブロードウェイで本作を観劇した際に、日本版への出演の想いを強く抱き、今回のキャスティングが実現しました。
他にも、エヴァンの母親役には安蘭けいさんと堀内敬子さん、ゾーイ役には木下晴香さんと松岡茉優さん、コナー役には立石俊樹さんと廣瀬友祐さんが、それぞれ登場します。この豪華なキャスト陣が織りなす舞台には、多くの期待が寄せられています。
ストーリーの概要
物語は、孤独に苛まれる青年エヴァン・ハンセンの日常から始まります。彼は社交不安障害を抱え、自分自身に宛てた手紙を書き続ける日々を送っています。ある日、同級生のコナーが自ら命を絶つ事件が起こり、エヴァンは彼との友情を装った嘘をつくことになります。これが彼の人生を大きく変えるきっかけとなり、さまざまな人間関係が巻き込まれていく様子が描かれます。
座席での手紙の持ち去りから始まり、校長室への呼び出し、コナーの両親との夕食など、エヴァンが直面する葛藤と感情の波は、観客に強い共感を呼び起こすことでしょう。エヴァンと彼の周囲の人々がふれ合い、心のつながりを求める様子が丁寧に描かれ、希望のメッセージが込められています。
日本版演出について
この作品の日本版は、数々の舞台で高い評価を受けている小山ゆうなさんが演出を担当します。彼女は、現代におけるSNSおよび人間関係の変化を意識しながら、新たな光をこの作品に当てるべく、スタッフとともに努力しています。作品への情熱が感じられるコメントには、観客も期待することでしょう。
公演情報
東京公演
- - 期間: 2026年7月~8月
- - 会場: EX THEATER ARIAKE (東京ドリームパーク内)
- - 主催: ホリプロ/テレビ朝日
そして、2026年8月からは愛知、大阪でのツアー公演も予定されています。東京公演のチケットは来春から販売が開始されるため、ぜひお見逃しなく!
公式情報
ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』が日本の舞台に与える影響や、私たちの日常生活に潜む課題について深く考察する機会を提供してくれること、そして感動的な音楽を通じて希望を見出す機会となることを期待しています。