FLIGHTS SCAN HANDYの新オプションが登場
建設業や測量業界におけるデジタル化が進む中、株式会社FLIGHTSが新たに発表したのは、手軽に高精度な三次元データを取得できるハンドヘルド型レーザースキャナー「FLIGHTS SCAN HANDY」の新オプション3種です。これらは既存のユーザーからのフィードバックを元に開発され、現場での計測の効率や安全性を向上させることを目指しています。
新オプションの背景
最近、建設業界では業務の効率化や人手不足問題を解決するために、三次元データの活用が急速に進んでいます。FLIGHTSの「FLIGHTS SCAN HANDY」は、その使いやすさと精度から高く評価されていますが、ユーザーからは更なる改善の声が寄せられています。「目線より高いところの計測が難しい」「足場が悪い場所を安全に測量したい」といった具体的な要望に応える形で、FLIGHTSは新たなオプションを開発しました。
新オプションの詳細
以下に、新たに追加された3つのオプションについて詳しく解説します。
1. HANDY 延長ポール用オプション
このオプションは、目線の高さを超える計測を安全に行えるポールです。例えば、ストックヤードの上面など、通常は危険を伴う計測を、地上から安全に行うことができるようになります。これにより、計測作業がより安全に行えるだけでなく、作業効率も向上します。
2. HANDY フロントパックキット
このキットは、スキャナー本体を胸部に固定し、両手を自由に使えるようにするためのものです。急斜面や不安定な場所での計測時にも作業者が安定したスキャンを行えるようにし、安全を保ちながら効率的な作業を可能にします。両手が使えるメリットは、様々な現場での計測作業に役立つこと間違いなしです。
3. HANDY VRSスタートオプション
このオプションは、高精度測位を実現するRTK-SLAMを使用する際に必要なSIMカードを、すでに通信設定済みで機器にセットして納品するサービスです。これにより、ユーザーは複雑な設定を気にせず、機器到着後すぐに高精度な計測が開始できます。これまでは専門知識が必要だった設定が不要になり、導入のハードルが大幅に下がるのが優れた点です。
今後の展望
FLIGHTSは、これらの新オプションを通じて、お客様のニーズに応じた製品やサービスのさらなる開発を継続する姿勢を保っていきます。単にハードウェアを提供するだけではなく、データを活用するためのソリューションを拡充し、建設業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速し、全体の生産性向上に寄与することを目指しています。
会社紹介
株式会社FLIGHTSは、建設業界向けの専門的な計測業務を対象としたテクノロジースタートアップです。ドローン技術を使い、「計測業務の効率化」と「デジタル化」を推進しています。大手建設コンサルタントや航空測量会社での経験を持つメンバーによって構成されており、業界におけるニーズを常に把握しながら製品開発を行うことを特徴としています。公式HPは
こちらからアクセスできます。