リーガルテック企業リセ
2025-11-07 10:21:37

企業法務の格差を解消するリーガルテック企業リセへの出資

NTTドコモ・ベンチャーズ、リーガルテック企業リセに出資



最近、NTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)が中堅・中小企業向けリーガルテックサービスを提供する株式会社リセに対して出資を行いました。この出資は、社内で運用されているファンドを通じて実施されたもので、企業法務分野における新しい試みとして注目されます。

リセが提供するリーガルテックサービス



リセ社は、その主力商品である「LeCHECK(リチェック)」を通じて、多くの企業に法務業務を支援しています。このサービスはAI技術を駆使しており、各分野の専門弁護士の知見を活用しながら契約書のレビューを行います。2025年9月までには、すでに4,500社を超える企業の法務業務をサポートしているという実績を持っています。

日本の法務業務は、企業規模によって大きな格差が存在し、特に中堅や中小企業は法務部を設置したり、専門の法務人材を雇用することが難しい現状があります。そのため、これらの企業は法的リスクに対する管理が不十分であり、事業を進める上でリスクが伴ってしまいます。リセ社のリーガルテックサービスは、こうした社会的な課題を解決する力を持っています。

NTTグループのDXへの取り組み



また、NTTグループは社会や産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することに力を入れており、リセ社とのさらなる連携を通じて新たな価値の創出を目指しています。リーガルテックの分野で支持を集めているリセ社との協力は、社会課題を解決するための大きな第一歩となるでしょう。

株式会社リセの概要



リセは、東京都千代田区に本社を構える企業で、代表取締役社長の藤田美樹氏が率いています。同社の事業内容は、企業法務業務に関するAIサービスの企画・開発・提供を行っています。詳細は公式サイト(リセ)を参照してください。

リセのリーガルテックサービスは、これからのビジネス環境において不可欠な要素となりつつあり、特に中堅・中小企業にとって必要なサポートを提供することが期待されています。今後も、NTTドコモ・ベンチャーズがどのようにリセと連携し、さらなるサービスの拡充を図るのか、注目が集まるところです。

結論



今回の出資は、単なる金融的支援にとどまらず、リセが目指すリーガルテックの拡充と中堅・中小企業への法務サービス提供の強化を促進させる重要なステップとなります。企業法務の格差を解消し、すべての企業が平等に法的リスクを管理できる未来を目指していく取り組みが非常に楽しみです。


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