AI内製化を企業成長のエンジンにする新提携の誕生

x3d株式会社と株式会社コレックホールディングスは、AIに関わる実践的な支援を提供するために業務提携を結びました。この提携により、両社は持つそれぞれの強みを結集し、企業向けのAI活用と内製化支援をさらに強化します。

提携の背景

日本の企業ではAIの導入が進むものの、実際にはPoC（Proof of Concept）段階で止まってしまったり、現場での活用が進まないという問題に直面しています。また、人材育成の遅れも懸念されています。x3dは、過去に1,300社以上のAI導入を支援してきた経験から、技術の導入にとどまらず、現場に定着し、成果につなげるまでの支援が極めて重要であると認識しています。一方、コレック社もハイブリッド・マーケティング事業に取り組み、多様な顧客接点データや営業の実績に基づく知見を有しています。

これらの要素を組み合わせ、企業がAIを最大限に活用できる実際的なモデルを構築するため、本提携が成立しました。

主な取り組み

提携の具体的な取り組み内容は以下の4つです。

1. AI人材育成プログラムの共同提供

x3dのAI教育に関する専門知識とコレック社の実地経験を活かし、AI人材育成プログラムの開発・提供を共同で行います。これにより、企業内のAI人材を育成し、実行力を高めることが可能となります。

2. AIソリューションの共同展開

AIの技術やデータ分析力と、コレック社の営業・マーケティングに関するナレッジを統合させ、一貫した支援体制を構築します。企業がAI活用戦略を設計し、運用するための全面的なサポートを行います。

3. AIプロダクトの共同開発

x3dの技術力とコレック社の市場データを組み合わせて、企業ニーズに合ったAIプロダクトの共同開発を推進します。これにより、より具体的かつ実用的なAIソリューションを市場に提供します。

4. 営業コンサルティングの強化

コレック社の営業手法にx3dのAI分析技術を組み合わせ、営業組織の成果を最大化するための支援を強化します。企業がより効果的に営業活動を行えるようになります。

今後の展開

今後、両社は本提携を通じて、企業がAIを活用するための支援体制をさらに強化する計画です。最優先で共同開発したAI人材育成プログラムや支援モデルの提供を開始し、企業の現場におけるAI活用の定着を促進します。コレック社が持つ顧客接点データや営業・マーケティングに関する知見を活かし、実務に根ざしたAIソリューションの開発を進めていきます。また、x3dが1300社にわたって得た経験を基に、様々な業種や企業規模に対応するAIプロダクト群の拡充も図ります。

これらの取り組みにより、企業において技術導入後の定着や成果の創出を実現し、自立的な内製化を支援することで、日本企業のAI活用レベルの向上に寄与していく所存です。