東京のクリエイティブエージェンシーニードがベトナムに初の拠点を設立し新たな挑戦へ

ニード、ベトナムに新たな拠点を設立

東京を拠点にするクリエイティブエージェンシーの株式会社ニード（nide Inc.）が、海外初の拠点をベトナム・ホーチミン市に設立することが発表されました。この新しい拠点、名付けて「vina nide Co.,Ltd」は、2024年12月18日から営業を開始します。これにより、日本企業のベトナム市場への進出を強力にサポートしていく方針です。

ニードのミッションとは？

ニードはこれまでの18年間にわたり、日本国内で培った知識と経験を活かしつつ、ベトナム市場の文化や特性に配慮した支援を行うことで、クライアントの事業成功を目指します。特に、クリエイティブ、マーケティング、そしてサービス設計に関する幅広いサポートを提供することが特徴です。日本が誇る美意識や高品質なプロダクトを海外に発信することで、より多くのビジネスチャンスを創出していくことが期待されます。

拠点設立の背景

ベトナムを拠点にした理由はいくつかあります。まず、成長市場であるASEAN地域へのアクセスを向上させるためです。この地域は豊富な労働力と多様なビジネス機会が存在するため、多くの日本企業にとって魅力的な市場となっています。一方で、日本企業が海外で成功するためには、現地のニーズを理解し、新たな価値を創出するためのデザインへの投資が不可欠です。ニードは、これらの課題を解決するためにベトナムでの拠点設立に踏み切りました。

新たなビジネスへの挑戦

新設の管理会社である「vina nide Co.,Ltd」では、マーケティングからPR、広告まで、デザイン戦略のパートナーとしてクライアントのビジネスに関与していく姿勢を打ち出しています。これにより、デザインの力を活かして現地の消費者に選ばれるブランドづくりを支援していきます。また、代表の山岸麗菜は、未知の領域に挑むことにワクワク感を覚えており、特に日本の中小企業の製品や工芸品をベトナム市場で販売するビジネスにも取り組む意向を示しています。

代表者の思い

山岸は、ホーチミン市での事業展開に対して非常にポジティブな考えを持っています。「日本で培ったクリエイティブの力をベトナムで発揮し、多くのクライアントと良好な関係を築いていくことが目標です」と彼女はコメントしています。また、飯島理（ニードの代表取締役）も、ベトナムの文化や消費者心理を深く理解し、現地ニーズに合ったクリエイティブを提供していく決意を示しています。