前田工繊株式会社が通期業績予想を修正
東京都港区に本社を置く前田工繊株式会社は、2025年2月14日に開催される取締役会において、2024年8月9日発表の2025年6月期における通期連結業績予想を修正することを決議しました。この修正の背景には、当社の主力事業である土木資材の販売が公共事業向けを中心に好調に推移していることが挙げられます。また、自動車用鍛造ホイールなどの産業資材の販売も堅調であり、それにより第2四半期累計の業績が当初の計画を上回る結果となったことが大きな要因です。
剰余金の中間配当の決定
同会議では、2024年12月31日を基準日とした剰余金の中間配当についても修正が行われました。当初の計画では中間配当として1株当たり11円を予想していましたが、実績を踏まえ1円増配し、1株当たり12円とすることが決定されました。
期末配当の修正
さらには、期末配当についても見直しがあり、こちらも同様に1円増配し、1株当たり12円に修正されました。この配当の増加は、業績の安定した成長を受けており、株主の皆様にとっても好材料となるでしょう。
業績予想の注意点
なお、これら業績予想数値および配当予想は、発表日現在に入手可能な情報に基づくものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因に左右される可能性がございます。従って、予定通りの業績を達成できるかどうかは、引き続き注視が必要です。
企業としての歩み
前田工繊株式会社は1972年の設立以来、インフラ整備に深く関わり、土木資材の製造や販売を行ってきました。さらには各種繊維を原料とした産業資材、不織布の製造・加工・販売にも従事しており、地域の安全で豊かな社会づくり、さらには災害に強い国土づくりに貢献しています。「ジオシンセティックス」の分野で総合企業として成長を遂げ、社会と共生する企業の強化に努めています。
今後の展開にも期待が高まる前田工繊。新たな業績修正をもとに、さらなる成長を遂げてほしいものです。