irienchy渋谷WWWワンマンライブレビュー
2026年8月2日、渋谷WWWで開催されたirienchyのワンマンライブ『Be More UNiQUE』が、猛暑の中見事に完売を果たしました。この4人組バンドは、デビュー以降様々なジャンルを融合したサウンドでリスナーを魅了し、今回の公演はその集大成ともいえるものです。特筆すべきは、ボーカルの宮原颯がアルバムツアー中に発症した多発性脱毛症という試練を乗り越え、非常に感動的なメッセージを届けたことです。
この日のオープニングを飾る「飛行船」では、観客との一体感を見事に演出し、続く「隣の世界は誰のもの」では他人と自分を比べることに対する共感のメッセージが響きました。また、楽曲「Echoes」ではオーディエンスを巻き込み、特大シンガロングを楽しむ光景が印象的でした。これらはすべて、新作アルバム『UNiQUE』の収録曲から選ばれたもので、バンドのメッセージ性の強い楽曲が際立つ場面が多く見られました。
特に注目されたのが、宮原のピアノ演奏によるバラード「Te&Te」。彼の意外な一面を感じさせるパフォーマンスは、観客の心に深く響くものでした。また、「カミナリ」ではギタリストの諒孟がボーカルを担当し、バンドの多様性を感じさせました。そして、井口裕馬の甘美なベース音や本多響平の力強いドラムが加わることで、irienchyらしい爽やかさと切なさが共存する内容となりました。
ライブの中で、ボーカルの宮原は自身の経験を語り、観客に感謝の言葉を伝えました。「この歌が届くなら どんな痛みだって追い風だろ?」「全然ダサくは無いよむしろめっちゃくちゃ行けてるほうじゃない」などの歌詞が、彼自身の経験を基に強い説得力を持つことに拍手が送られました。彼の言葉は、多くのファンにそれぞれの人生の何気ない瞬間を大切にすることを気づかせ、感動を与えました。
終演の際には、「もっと大きなステージを目指すために強い土台を築きたい」と語り、次回のワンマンライブ『FOUNDATION』の開催を発表しました。場となる下北沢MOSAiCでは、11月5日に予定されており、これに向けてバンドの新たな出発を期待させる内容となっています。
これからのirienchyの活動がますます楽しみですね。彼らはこれからも多くの人々に感動と勇気を与え続けることでしょう。
セットリスト
1. 飛行船
2. 隣の世界は誰のもの
3. ライライライ
4. スーパーヒーロー
5. 青春ごっこ
6. サイダー
7. 夕茜
8. カミナリ
9. ココロノコエ
10. 人生微学
11. モーマンタイ
12. Echoes
13. 最強のぼっち
アンコール
1. Te&Te
2. バイバイ
公演情報
irienchy ONE MAN LIVE『FOUNDATION』
日時:2026年11月5日(木)
会場:下北沢MOSAiC
開場 19:00 / 開演 19:30
前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000
オフィシャル先行抽選受付中!
(2026年8月2日(土)21:00 ~ 8月9日(日))
https://livepocket.jp/e/irienchy_1105
irienchyは、宮原颯(Vo, Gt)、(入江)諒孟(Gt)、井口裕馬(Ba)、本多響平(Dr)の4人からなるバンド。若者の心に寄り添う楽曲と温かみのあるメロディで、日常の感情を表現し続ける姿勢が多くのファンの支持を得ています。