バイオームとNACS-Jの連携
2026-03-26 10:42:58

京大発ベンチャー・バイオームが日本自然保護協会と協力し生物多様性保全を推進

京大発ベンチャー・バイオームと日本自然保護協会が協定を締結



株式会社バイオーム(本社:京都府)と公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)は、ネイチャーポジティブな社会の実現に向けた連携協定を締結しました。この協定は、市民が中心となり、生物多様性の保全と地域の社会的課題の解決を目指すものです。

背景


世界中で生物多様性の劣化が深刻化する現状において、私たちの生態系を回復へと導くネイチャーポジティブの概念が求められています。生物多様性は地域ごとに異なる特性を持つため、地域に応じた適切な取り組みが必要です。また、持続可能な活動は単なる自然環境の保全の枠を超え、地域の魅力向上や社会課題解決の観点も含む必要があります。そのためには、地域に住む市民が自らの手で自然を見守り、保全活動に参加することが不可欠です。

市民科学(シチズン・サイエンス)とは


市民科学とは、地域の自然を住民が主体となって観察し、記録し、保全に結び付ける取り組みを指します。これにより地域の自然の状態を継続的に把握することが可能となり、近年ではその重要性が増しています。NACS-Jは30年近くにわたり、市民科学の手法を開発し広めてきました。

バイオームの取り組み


バイオームは、「いきものコレクションアプリBiome」を提供しており、誰でも気軽に生物調査に参加できるプラットフォームを提供しています。これにより、国内最大級の生物分布データベースを構築しており、1,000万件を超える生物データ を蓄積しています。このデータを基に、企業向けの自然関連財務情報の支援や都市開発における生物多様性評価など、幅広いサービスを展開しています。

連携内容


1. 生物多様性モニタリング: 市民が参加する生物多様性のモニタリング手法を共同開発し、地域の自然の変化を継続的に把握します。

2. データ評価と利用: NACS-Jの活動地で生物多様性に関する情報を収集・評価し、地域での活用を図ります。

3. 環境教育の推進: 市民科学を通じて地域の自然に触れる機会を提供し、次世代の担い手を育成します。

今後の展望


この連携を通じて、市民が自らの地域の自然に気づき、学び、行動する機会を創出します。市民主体のネイチャーポジティブな社会の実現に向けた新たなステップが始まります。バイオームとNACS-Jは、共に進化する地域社会を目指し、持続可能な未来を築いていくための一助となることを目指しています。

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株式会社バイオームは、「生物多様性の保全を社会の当然に」という理念のもとに活動する京都大学発のスタートアップです。特に生物多様性のデータ収集・活用において国内で高い評価を受けており、環境の保全と経済の両立を目指し取り組んでいます。公益財団法人日本自然保護協会は、長い歴史のある環境NGOとして、「自然のちからで、明日をひらく。」というメッセージのもと、人と自然が共生できる社会を目指しています。


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