秋山華子の写真展「そこにいることによって現れる」が開催
2025年秋、東京と大阪で注目の写真展が開催されます。株式会社ニコンイメージングジャパンが主催する「THE GALLERY」にて、秋山華子の写真展「そこにいることによって現れる」が始まります。本展は、作家自身の独特な視点によって日常の風景が切り取られ、訪れる人々に新しい視覚体験を提供します。
展覧会の概要
秋山華子の写真展は、東京では2025年10月7日(火)から10月20日(月)まで、大阪では10月30日(木)から11月12日(水)までの予定です。開館時間は10時30分から18時30分まで、最終日は15時までの短縮営業となります。日曜日は休館日です。
「THE GALLERY」は、2017年に東京と大阪にオープンした写真文化の拠点であり、著名な写真家の作品を高品質に展開することを目的としています。ニコンの機材を使用した数多くの優れた作品が展示される場所としても知られています。
作家の声
秋山華子は、奈良県出身の写真家で、大阪芸術大学で写真を学び、その後は著名な写真家のもとで技術を磨きました。彼女の作品は、日常の中に潜む微細な変化や美しさを捉えることに重点が置かれており、展覧会のテーマ「そこにいることによって現れる」には、彼女の思考の深さと視点が映し出されています。
作家自身が述べるように「目に見えるものは、はじめからこちらの都合で見えているにすぎない」と感じることがあるそうです。ふとした瞬間に、世界が自らを見つめ返してくるような感覚を通じて、一枚一枚の写真には、彼女と世界との不思議な理解が表現されています。
作品の特徴
本展では、秋山が日常の隙間から生まれた風景を捉え、その表情や感情を写真という形で静かに語りかけます。午後の光や路地の影、行き止まりの道といった、普段は見逃されがちな美しさを切り取った作品たちは、一瞬の日常の静止を皆さんに感じさせることでしょう。彼女の視点を通じて、生活の中に潜む豊かな感情を再発見する機会を与えてくれます。
秋山華子の写真展「そこにいることによって現れる」。この作品の数々は、ただの記録でありながら、彼女にとっては世界からの応答だとして、多くの意味を約束しています。ぜひ、多くの人々が新たな視座を得るために、会場を訪れて直に体験して欲しいと思います。アートの力で日常を豊かにするこの展覧会、どうぞお見逃しなく!