SecureNavi導入のメリットと企業運営の変化
最近、企業が情報セキュリティの強化を図る中で、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の運用が重要になっています。特に、DIGGLE株式会社は、SecureNaviを導入することで管理工数の大幅な削減と社員へのISMSの浸透を実現しました。これにより同社は、効率的な運営を実現しています。
1. これまでの課題とは
文書管理の複雑さ
DIGGLE株式会社では、ISMS認証取得時に複数のフォーマットが混在する文書を運用し、管理が非常に煩雑でした。ExcelやWord形式の文書がバラバラに存在し、しかも様々なフォルダに散在していました。これにより情報の探し出しや更新が手間取ることが多々ありました。
非効率なExcel運用
「情報セキュリティ基本方針」といったマニュアルが約7種類も存在し、関連書類を含むとさらに多くなります。このような状況では、各々のファイルがどれも統一感に欠け、最新の情報を見つけるのに時間を要しました。
システムの分断
教育やEラーニングも別のシステムで管理していたため、ISMSと運用システムがばらばらでした。このため、業務が非常に煩雑化し、業務の効率が下がっていたことが課題とされていました。
2. SecureNavi導入後の成果
ISMS運用の工数削減
SecureNaviを導入した結果、ISMSの運用工数が3〜4割削減されたと感じています。これまで運用されていたEラーニング、文書管理、タスク管理等がすべてSecureNaviに集約され、管理が一元化されました。教育の進捗管理が自動で行えるようになったため、準備にかかる手間も大幅に削減されています。
内部監査の内製化
以前は内部監査を外部に委託していましたが、SecureNaviには充実したチェックリスト機能があり、自社で対応することが可能になりました。これによりコスト削減だけでなく、自社の監査行動が「監査員は何を考えているか」を理解する機会となり、ガバナンスの強化へとつながっています。
ISMSの成熟度向上
社内ルールをSecureNaviに集約することで、社員は必要なルールにいつでもアクセスできるようになりました。これにより新入社員のオンボーディングや外部のセキュリティチェックへの対応がスムーズになり、共通の認識を持つことができるようになりました。
3. SecureNaviの特長
SecureNaviは、ISMSやPマークに特化したクラウドサービスで、これまでのアナログ運用をデジタルへと移行させる業務効率化を実現します。ユーザー体験を重視し、企業が必要な資源を最小限で運用できるよう設計されているといいます。また、必要なリソース・工数を削減し、組織の情報セキュリティレベル向上に寄与します。
4. 今後の展望
DIGGLE株式会社は、ISMS運用の自社内での浸透をさらに進めていくとともに、SecureNaviの活用を一層深める方針です。業務の効率化やセキュリティ強化が求められる中、そうした企業としての成長を支える取り組みが今後も続いていくでしょう。
このように、SecureNaviはISMS運用だけでなく、企業全体の業務効率化に貢献するサービスです。詳細な情報は
こちらでご確認いただけます。