日本人トップの快挙!岡部祐介がデフリンピックで世界7位に
2025年11月、東京で行われた「第25回夏季デフリンピック競技大会」において、ライフネット生命の社員でありアスリートの岡部祐介選手が男子十種競技に出場し、見事に世界7位に入賞しました。この成績は、日本人選手の中で最高の記録です。さらに、彼は自己ベストを更新し、5304点を獲得しました。
大会の詳細
デフリンピックは、聴覚障がい者のための国際的なスポーツ大会であり、オリンピックに匹敵する規模を誇ります。岡部選手は、男子十種競技において、2日間にわたる厳しい競技をこなしました。各種目の公式記録は以下の通りです。
- 100m:11.88秒
- 走幅跳:6.27m
- 砲丸投:10.28m
- 走高跳:1.57m
- 400m:52.83秒
- 110mハードル:16.75秒
- 円盤投:25.07m
- 棒高跳:3.00m
- やり投:35.90m
- 1500m:4分54秒39
岡部選手のコメント
岡部選手は、「この2日間の競技を通じて自己ベストを5177点から5304点に更新し、7位入賞を果たすことができました。支えてくださった皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしました。彼は「十種競技は全ての積み重ねが求められる競技ですが、今回の経験から更なる成長の余地を感じています。これからも努力し続け、次回はもっと良い結果をお見せできるよう頑張ります」とも語りました。
岡部祐介の背景
岡部祐介選手は、2016年にライフネット生命に入社しました。耳に障がいを持ちつつも、彼は陸上競技に情熱を注いできました。彼は、補聴器を使用しながらも、筆談や口元を読み取ることでコミュニケーションをとります。ライフネットでは、アスリートとしての活動に加えて、社会的な理解を深めるための広報活動にも取り組んでいます。また、彼は2025年のデフリンピック出場を目指し、2022年から十種競技に転向しました。
将来への夢
岡部選手は、デフリンピックの知名度を向上させることで、次世代のデフの子どもたちに夢を与えたいと考えています。自身の経験を基に、彼は未来のアスリートたちにとっての希望の象徴となることを目指しています。
ライフネット生命の理念
ライフネット生命は、「正直な経営」と「お客さま一人ひとりの生き方を応援する」という理念のもと、オンライン生保のリーディングカンパニーとして、より良いサービスの提供に努めています。岡部選手の活躍は、企業の姿勢を体現する素晴らしい例であり、今後の活動にも期待が寄せられています。
参考リンク