静岡県立美術館で石田徹也作品のミュージアムグッズが登場
静岡県立美術館は、地元出身の画家・石田徹也の作品をもとにしたミュージアムグッズを発売することを発表しました。これにより、芸術愛好家や地元住民に新たな魅力を提供することを目指しています。特に、石田の作品が商品化されるのは初めての試みです。
グッズのラインアップ
今回の発表により、トートバッグ、クリアファイル、ステッカー、ポストカードの4種類、計12点のグッズが発売されます。まず、トートバッグは、人気作品《飛べなくなった人》と《クラゲの夢》の2デザインを取り入れています。
-
《飛べなくなった人》:自身の感情と社会の圧力を象徴する若いサラリーマンを描いた作品。背後にはさびれた遊園地の景観が広がり、切ない表情を見せています。
-
《クラゲの夢》:ちょっとした幻想的な情景を生み出す一作。この作品は、柔らかく透き通ったクラゲの形にじやなりながら眠る男性を描き、独特の美しさを感じさせます。
日常生活との融合
日常的に使いやすいアイテムであるため、ファンはもちろん、石田の作品にまだ触れたことがない人でも楽しめる内容になっています。トートバッグには、デザインを最大限に引き立てるための工夫が盛り込まれており、裏面にはスケッチや下絵も配置されているため、作品作りの哲学に触れることができる点も魅力です。
続いて、A4サイズのクリアファイルも各450円で販売されます。
- - クリアファイル:人気作品《社長の傘の下》と《燃料補給のような食事》をモチーフにしており、飾るもよし、実用するもよしのアイテムです。
ステッカーとポストカード
さらに、ダイカットステッカーも3種販売されます。
- - ダイカットステッカー:それぞれ《飛べなくなった人》や《ビアガーデン発》《居酒屋発》のデザインで、手軽に使用できるアイテムです。
- - ポストカード:代表作品5点がそれぞれ150円で提供されるため、コレクションに最適です。
オンラインショップでも展開
12月20日より、静岡県立美術館のミュージアムショップのアイテムはオンラインショップでも購入できるようになります。また、同年12月16日からは新商品も登場し、その中には石田徹也のトートバッグも含まれます。
この機会に、ぜひ静岡県立美術館を訪れて、石田徹也氏のアートに触れてみてください。刺激的な日常の一部として、作品を身近に感じられる商品ばかりです。なお、静岡県立美術館では、2026年1月20日から4月19日まで「2000年代の絵画~静岡ゆかりの作家による」展も開催されます。石田徹也の作品を観ることもできる貴重なチャンスですので、こちらもお見逃しなく!
静岡県立美術館について
静岡県静岡市に位置する静岡県立美術館は、1986年に開館し、40周年を迎える予定です。国内外のアーティストの作品を展示し、地域の文化の発展にも寄与しています。