マガジンハウスが新たなプロジェクトを立ち上げ、介護の仕事にフォーカスを当て、その魅力を広く発信する取り組みを開始しました。このプロジェクトでは、女性向けウィークリーマガジン『anan』、ファッション&カルチャー誌『POPEYE』、福祉をテーマにしたウェブマガジン『こここ』の3つのメディアがタッグを組み、それぞれの魅力を引き出しながら、読者の心に響く情報を提供していきます。
プロジェクトの目的
介護職は、年々その重要性が高まっているにもかかわらず、業界に対する理解や認知がまだまだ不足している現状があります。本プロジェクトは、「自分らしく生きる」を支える介護職の魅力を、多様な企画を通じて発信し、より多くの人々にその素晴らしさを知ってもらいたいという思いからスタートしました。
イベントと展示
具体的な取り組み内容として、2025年に『anan』と『POPEYE』の特集号が発売されるほか、ウェブマガジン『こここ』での連載も行われます。さらに、全国の介護施設を訪問する「ケアするしごとツアー」や、介護の仕組みを紹介するための小学生向け資料の配布など、多岐にわたるプログラムが企画されています。これにより、介護の仕事をより身近に感じてもらう機会を提供していきます。
また、合同スペシャルブックとして『anan』『POPEYE』『こここ』のコラボレーション作品も発行され、全国の書店で配布されます。このブックでは、介護の仕事に関する特集が組まれ、それぞれのメディアの視点から多角的に介護の魅力を探ります。
参加型企画「ケアリングノーベンバー2025」
さらに注目すべきは、2025年11月に開催される「ケアリングノーベンバー2025」というイベントです。東京・下北沢にあるBONUS TRACKで行われるこのイベントでは、「ケア」をテーマにしたさまざまな企画が展開されます。特に、関連トークイベントや演劇ワークショップ、VRによる認知症体験など、ユニークな体験を通じて介護の重要性と楽しさを伝えます。
ツアーでの実地体験
介護の現場を直接見学し、仕事内容ややりがいについて学べる「ケアするしごとツアー」も企画されています。これに参加することで、実際の介護施設の雰囲気や、職場の方々がどのように働いているのかを体感できます。地域に根ざした介護施設において、プロフェッショナルたちがどのように日々の業務をこなしているのか、そのリアルな姿を知ることができます。
まとめ
このような多様な取り組みを通じて、マガジンハウスは介護業界への関心をより多くの人々に喚起し、実際に介護職を目指す人々のサポートを行っていきます。介護職の魅力を再発見し、皆さまの生活にも「ケア」の大切さを感じていただければ幸いです。これからも、介護の未来を明るく照らし、素晴らしい職業であることを広めるための活動を続けてまいります。