中川政七商店が新たに導入したマネーフォワードクラウドの全貌
株式会社中川政七商店は、経理、労務、法務領域の業務効率化を図るため、株式会社マネーフォワードが提供する『マネーフォワード クラウド』の複数プロダクトを導入しました。具体的には、『マネーフォワード クラウド会計Plus』や『マネーフォワード クラウド経費』、さらには『マネーフォワード クラウド給与』と『マネーフォワード クラウド年末調整』の四つのプロダクトです。
導入の背景
中川政七商店の歴史は300年以上に及び、現在では約60店舗を全国に展開するなど、広がりを見せています。しかし、その急成長にはさまざまな業務課題が伴っており、特にバックオフィス業務の効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)が喫緊の課題となっていました。つまり、以前使用していた会計システムはメンテナンスが切れ、勤怠管理や給与システムは成長に追いつかなくなっていたのです。また、紙ベースの経費精算が業務の負担を増加させていました。
これらの課題を克服し、バックオフィスのDXを推進するため、新たなシステムの選定が行われました。この選定では、システム同士の連携性とその利便性が重視され、既存の勤怠管理システムともスムーズに連携することができる『マネーフォワード クラウド』の採用が決まりました。
中川政七商店からのコメント
この導入にあたって、中川政七商店の亀元 宏美 様は次のように述べています。「『マネーフォワード クラウド』の連携性は非常に優れており、様々なデータの取り込みやAPI連携が可能です。また、リーガル面での変化にも素早く対応している点が安心です。私たちは歴史ある企業ですが、この20年で目まぐるしく成長してきました。今後もシステム化を進め、柔軟に社内体制を適応させながら、より重点的な業務に注力してまいります。」
労務管理を担当する森岡 咲菜 様も、効率化の進展を実感しています。「労務業務にかかる工数が大幅に減少しました。AIを活用したさらなる自動化を目指し、もっと本質的な問題解決に時間を投資したいです。」と話します。
経理担当の澤本 真瑞 様は、ユーザーインターフェースの使いやすさについてコメント。「直感的に操作できるため、経験が少ないスタッフでも簡単に使用できます。経費精算と勘定科目の連動も分かりやすく、非常に助けられています。」と述べています。
マネーフォワード クラウドとは
『マネーフォワード クラウド』は、事業者向けのSaaS型サービスプラットフォームで、バックオフィスに関する多様なデータを連携し、経理や人事労務、法務などの手間を軽減することを目的としています。このプラットフォームは業務の効率化を重視しており、多くの企業で導入が進んでいます。
中川政七商店のこれから
中川政七商店は、今後も歴史と伝統を重んじつつ、最新技術を活用して事業を展開していく意向です。これにより、従業員一人ひとりがより本質的な業務に集中できる環境を整えていくことを目指しています。新しい時代を支える力強いバックオフィス体制の確立に向けて、さらなる進化を続ける中川政七商店の活躍から目が離せません。