クリエイティブヨーコ、働き方改革に向けたIT活用で組織力を向上

クリエイティブヨーコ、効果的な次世代の働き方改革に挑む

株式会社クリエイティブヨーコは、ペット用品ブランド『ペットパラダイス』や、キャラクター「しろたん」などで知られ、多くのファンに愛されています。長野県長野市に本社を置く同社は、社内の組織力を向上させるため、吉積情報株式会社によるアセスメントサービス「ENGAGE UP」を導入しました。このサービスは、組織のIT活用度を可視化し、業務改善につなげるものです。

アセスメント実施の背景

クリエイティブヨーコにおいては、部署間の連携が不十分であるとの課題が浮かび上がっていました。特に、各部署で意思決定が固まってから他部署に情報が回るため、後から考慮漏れが生じることが多かったのです。こうした感覚的な課題をデータで裏付け、全社的な改善に向けたアクションを起こすため、ENGAGE UPの導入が決まりました。

アセスメント結果で見えた改革の手がかり

ENGAGE UPのレポートでは、クリエイティブヨーコの課題をデータで明確化し、同時にいくつかのポジティブな発見ももたらされました。特筆すべきは、主に次の3点です：

1. 課題の可視化

アセスメントにより、社内のコミュニケーションがメール中心であり、資料作成が各自で行われる文化が存在することが判明しました。このため、業務の非効率が生ずる状況がデータによって浮き彫りになりました。

2. 文化として根付いた挑戦意欲

「カルチャー」に関するスコアが高く、特に「新しいことに挑戦する意欲」や「他者と協力する文化」が根付いていることが分かりました。この強みを活かし、ツールの導入を進めることで、さらに成長の可能性があると考えられました。

3. 次世代の働き方への戦略

これらの調査結果を踏まえ、Google Workspaceを活用し、情報共有の在り方を見直すこと、会議を「意思決定の場」と位置付けること、ナレッジの全社的な共有を進めることが具体的な未来像として浮かび上がってきました。

担当者のコメント

クリエイティブヨーコの代表取締役社長である北原武幸氏は、ENGAGE UPの成果について、「データを提示するだけでなく、我々が進むべき方向性まで示してくれた点が特に素晴らしい」と評価しています。現状の課題と、解決策への道筋が明確になったことで、情報システム部門のリソースを効率的に活用できる可能性が高まったのです。

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