障害者支援の挑戦
2026-01-22 19:14:29

障害者の権利と地域医療を変える受賞者たちの挑戦

障害者の権利と地域医療を変える受賞者たちの挑戦



1月21日、東京で行われたJICA(独立行政法人国際協力機構)の「国際協力賞」授賞式では、障害者支援や地域医療の革新に取り組む受賞者たちが紹介されました。これらの成果は、日本国内外での課題解決に寄与し、私たちの未来を切り拓く重要な活動です。
具体的には、コスタリカの「障害者自立法」成立に寄与したウェンディ・バランテス氏、WHOに推奨されたフルワイヤレスモバイル胎児モニターを開発した原量宏氏と尾形優子氏、そして沖縄から社会変革を促進する高嶺豊氏の3名が受賞者として表彰されました。

1. コスタリカの障害者自立法を導いたウェンディ・バランテス氏


ウェンディ・バランテス氏は、障害者が平等に社会参加するための活動を推進し、2016年には280キロを車いすで行進する運動を展開しました。この運動は国民の注目を集め、障害者自立推進法の成立につながりました。バランテス氏は、障害者も社会を良くする力を持つことを証明すると共に、この法律の成立によりコスタリカ国内で8,000万人以上の障害者が自立した生活を送ることを保障しました。
「私たちの闘いは人間として尊厳を持って生きるためのもの」と語った彼女の言葉には、その熱い決意が込められています。

2. 日本発の医療テクノロジーを世界へ


次に紹介する原量宏氏と尾形優子氏は、母子医療の改善を目指す技術「iCTG」を開発しました。このデバイスにより、妊婦がどんなに遠隔地にいても胎児の健康状態をモニタリングできる仕組みが築かれました。 iCTGは2022年にはWHOに推奨され、その信頼性から世界中の様々な国で導入が進んでいます。医療技術が国を越えて困難な地域においても利用されることで、すべての妊婦が安全に出産できる環境を整えていく意義は大きいです。
「テクノロジーで挑むSDGs」を掲げた原氏は、日本が海外での医療貢献を続けながら、自国の医療現場でもその技術が役立つことを強調しています。

3. 障害主流化を推進する高嶺豊氏


最後に、高嶺豊氏は沖縄を拠点に障害者の権利を積極的に推進しています。彼の経験に基づいた活動は、地方から世界へと広がり、他国の政策にも影響を与えています。また、沖縄県の「共生社会条例」制定にも貢献した彼の知見は、障害者政策の新たな基盤を築きつつあります。「障害者の自立と社会参加を促進するために、私はこれからも尽力していく」と語る高嶺氏の姿勢は、私たちに勇気を与えてくれます。

未来を創る挑戦者たち


JICAによる受賞は、障害者の権利や地域医療についての取り組みを顕彰するものであり、私たちが住む社会の在り方を再考させてくれる機会でもあります。国境を越えて広がるこれらの活動が、より良い未来を築くための力となることを期待したいです。

国際協力の意義を再認識し、私たち自身もこの流れに参加してみることこそ、未来をより良いものにする第一歩です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: JICA 医療テクノロジー 障害者自立法

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。