スタートアップサポーター、国際特許出願完了
株式会社スタートアップサポーターは、東京都港区を拠点に、中小企業支援を目的とした画期的な技術の開発を進めています。この度、同社は補助金申請用事業計画書を自動生成するシステムに関する発明について、特許協力条約(PCT)に基づく国際出願を完了しました。この出願により、将来的には多くの国での特許取得を目指すことができます。
出願の背景
補助金は中小企業にとって重要な成長資金ですが、その申請書類の作成には専門的な知識が不可欠です。多くの企業がそのハードルの高さから申請を断念しているのが現状です。従来のシステムでは財務データに重きを置いた分析しか行えず、企業の理念や将来性などを適切に表現するのが難しいという問題もありました。このような状況を打破することが、スタートアップサポーターの新しい技術の重要な目的です。
特許技術の特徴
スタートアップサポーターの新しい技術は、以下の独自のポイントを有しています。
1.
非定型データの活用:企業の経営理念や創業ストーリー、顧客の声といった数値化できない重要な情報を、AIが分析して活用。
2.
統合的な情報処理:AIチャットボットやCRM、マーケティングオートメーションから得た多様な情報を統合し、経営分析を実現。
3.
審査基準への最適化:補助金申請先の公募要領に基づき、高い採択率を目指して事業計画書を自動生成。
4.
ストーリーテリング構造の導入:情報の羅列に留まらず、説得力や共感を呼ぶ構成で事業の魅力を伝えます。
国際展開への意義
今回の国際出願により、日本国内だけではなく海外市場においても知的財産の保護が可能となります。この技術は中小企業の支援という普遍的な課題の解決に寄与します。国境を越えた中小企業の成長をサポートするため、本技術の国際的な普及を目指します。
今後の展望
今後は、AI技術をさらに活用し、補助金申請だけでなく、融資や投資家向けの事業計画書作成も含む、より幅広い資金調達支援サービスの開発を進めていく予定です。また、実績報告書の自動作成機能を追加し、補助金の採択から入金までを一貫して支援する体制を強化していきます。
代表者コメント
代表取締役の小野昌男氏は、「中小企業の成長を支援するためには、資金調達の障壁を取り除くことが重要です。この特許技術によって、専門知識がない方でもAIの力を借りて質の高い事業計画書を作成できる環境を整えます。今回の国際出願は、この技術を日本だけでなく、世界中の中小企業へ届けるための重要な打開です。今後も技術革新を通じて中小企業の挑戦を支援してまいります」と語りました。
会社概要
- - 会社名:株式会社スタートアップサポーター
- - 代表者:小野 昌男
- - 所在地:東京都港区赤坂4-8-19 3階
- - URL:公式サイト
- - 事業内容:補助金申請支援サービス「スタサポ」の開発・運営
このプロジェクトは、中小企業に新たな機会を提供し、持続可能な成長を支えていくことでしょう。