おすわりください展
2025-03-03 14:55:41

ユニークな椅子とテキスタイルが交錯する『おすわりください展』が開催決定

橋田規子×須藤玲子×たしろまさふみによる新しいアート展



2025年4月3日から4月27日まで、芝浦工業大学豊洲キャンパスで芸術的で刺激的な展覧会『Make a seat, Take a seat おすわりください展』が開催されます。これは、橋田規子、須藤玲子、たしろまさふみという3人の著名なデザイナーが共に手掛けるもので、それぞれの作品が見事に融合した体感型の展示空間が広がります。

展覧会の概要


今回の展覧会は、9時から17時まで開放され、入場は無料です。会場は芝浦工業大学豊洲キャンパスの有元史郎記念交友会館交流プラザに設定されており、訪れる人々にとって、心躍る体験の場となります。展覧会の主催は芝浦工業大学デザイン工学部であり、数多くの企業や団体が協力しています。特に、NUNOやミネルバ、その他のデザイン企業の協力により、ユニークな作品群が実現しました。

見どころはPAGES CHAIR


展覧会の目玉は、橋田規子が手掛けた「PAGES CHAIR」です。この椅子は、座面のシートを本のようにめくることで、好きな色や柄に変えられるという新しいコンセプトの椅子です。2005年のミラノサローネで初めてお披露目されて以来、多くのデザイン展に出展され、改良が重ねられてきました。特に、今回はNUNOの美しいテキスタイルを用いることで、椅子はさらに魅力を増し、完成度が高まります。

NUNOのテキスタイルで装飾されたPAGES CHAIR


須藤玲子が率いるテキスタイルデザインスタジオNUNOが手掛けた色鮮やかなテキスタイルで、PAGES CHAIRは新しい個性をまといます。繊細な刺繍と独特の糸使いが施された12種類のテキスタイルが、椅子に表情を与え、家具の魅力を引き立てます。さらに、高品質な仕上がりを誇るミネルバによる縫製技術が、その美しさを保証します。

体感型の展示空間


また、たしろまさふみがデザインを手掛けた体感型の展示空間も見逃せません。訪れた人々は、展示された椅子に触れたり、座ったりすることで、より深く作品の魅力を体感することができます。会場で使用される布は、展覧会に合わせて新たにデザインされたものであり、家具、布、空間が一体となってシンクロする様子は、まるでインスタレーション作品のようです。

関連イベント


さらに、展覧会期間中には、さまざまな関連イベントも開催されます。その中には、トークセッションやギャラリーツアーが含まれており、専門家からの直接の解説を通じて、より深い理解を得られる機会です。これらのイベントは参加無料で提供されているため、多くの方々に楽しんでいただけることでしょう。

書籍の発行


本展に合わせて、橋田規子著の『PAGES CHAIRめくる、すわる、心が動く』という書籍も発行されます。椅子の20年にわたる成長の軌跡や、須藤によるコメントも含まれており、展覧会を深く知るための貴重な資料となるでしょう。

まとめ


2025年の春、東京で開催される『Make a seat, Take a seat おすわりください展』は、すべてのデザイン愛好者にとって必見のイベントです。エモーショナルなデザインや、美しいテキスタイル、そして体感型の展示空間が融合したこの機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。新たな椅子の魅力を発見し、心に残る体験を手に入れてください。


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