シェルパが提供開始したSmartESGアセスメント、東京メトロと提携しサステナビリティ調査を強化

シェルパが新機能「SmartESGアセスメント」を導入

シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、新たにサステナビリティ調査を最適化する「SmartESGアセスメント」の提供を開始しました。この革新により、企業や金融機関がサステナビリティ調査を一層効率的に実施できるようになります。また、シェルパはこの機能に関して東京地下鉄株式会社（東京メトロ）と利用契約を締結したことも発表しました。

サステナビリティ調査の重要性

昨今、サステナビリティに関する企業の責任が急速に重視されています。製造業やインフラ関連企業、小売業界など、幅広い業種が自社のプロセスにおけるサステナビリティの管理を行っています。特に金融機関は、投融資先企業のリスクと価値を正しく評価し、持続可能な成長を支援するためにサステナビリティ調査を行います。

このような調査の需要は年々高まっていますが、調査を担当する企業にとってはいくつかの課題が山積しています。その中には、調査への協力を得る難しさや、法制度の違いを踏まえた設計、正確性・信頼性の担保などがあります。特にサプライチェーン全体を網羅する調査となると、下請け企業や孫請け企業への情報収集は非常に困難です。

新機能「SmartESGアセスメント」の特長

新しく提供される「SmartESGアセスメント」は、サステナビリティ調査の実施を効率化し、分析と評価を実施者に代わって行うことを目的としています。この機能により、調査票の作成から回答依頼、結果分析までの全過程を一元管理できるプラットフォームが提供されます。

この機能の導入により、調査を行う企業の業務負担を大幅に軽減できるだけでなく、回答者の利便性を向上させることも期待されています。具体的には、アンケートフォーマットが標準化されることで、調査参加がスムーズに行えるようになります。

SmartESGがもたらす未来

シェルパは、AI技術とESGに関する専門知識を駆使し、持続可能な経営の実現に向けたサポートを行っています。SmartESGアセスメントは、企業がサステナビリティの評価手法や調査内容を向上させるための余力を生み出す役割を果たし、取引先との関係構築を更に強化するための環境を整えるものです。

SmartESGの特徴と機能

「SmartESG」は、企業内のサステナビリティデータを一元化し、管理と分析を効率化するクラウドサービスです。データベースによって社内の評価結果や開示情報を統合管理し、各部門での情報管理プロセスを標準化することで、アンケート回答作業などの負担を大幅に軽減します。この情報は「SmartESGマトリクス」により、様々な評価基準にマッピングされ、企業がどこに注力するべきかを示してくれます。

また、ベンチマーク機能を使用することで、他企業との比較を行い、自社のサステナビリティ評価向上に向けた最適な戦略を模索する手助けをします。

会社情報とサービスに関する問い合わせ

シェルパ・アンド・カンパニー株式会社の本社は東京都品川区に位置し、サステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」の他、ESG特化メディアの運営やコンサルティングサービスも行っています。

詳細の問い合わせは公式サイトを通じて行うことができます。これからの時代に合ったサステナビリティ経営を目指す企業にとって、「SmartESGアセスメント」は強力な支援ツールとなることでしょう。