大分県初の地域通貨「くすPay」が誕生
2024年11月8日、大分県玖珠町で新しい地域通貨「くすPay」のスマートフォンアプリが提供を開始しました。このアプリは、株式会社Asian Bridgeと玖珠町商工会が共同で開発し、地元経済の活性化を目的としています。
使い方は簡単!「くすPay」の魅力
「くすPay」は、玖珠町内の100以上の加盟店で利用できる地域通貨です。ユーザーは100円(税抜)ごとに1ポイントを獲得し、そのポイントは1ポイント1円として加盟店で使用可能です。この仕組みによって、地域内での資金循環が促進され、地元の商店に利益が還元されることが期待されています。
リリースから1か月で1,000人以上の利用者を獲得するなど、地域の皆さんからの反響も非常に良好です。特に、町内外を問わず多くの方々に活用されている点が評価されています。
地域経済の循環を促進する「くすPay」
地域経済の活性化を目的とした「くすPay」は、地方創生のモデルケースともなり得る注目の取り組みです。一般的に地域通貨は、その地域内での経済活動を活発化させるために導入されるもので、各種飲食店、小売店、サービス業など、幅広い業種で利用できます。
2024年12月17日現在、すでに100店舗以上が加盟しており、集客効果が期待されています。加盟店の特徴は、地元の食材を使用した飲食店から、地域特産品を扱う小売り店、サービスを提供する美容室やクリニックなど、非常に多岐にわたります。これにより、「くすPay」を利用することで地域コミュニティ全体が活性化されるでしょう。
便利なアプリ機能
くすPayのアプリでは、残高や利用履歴の確認はもちろん、加盟店の情報を簡単にアクセス可能です。また、商工会からの情報も配信されるため、地元のイベントやセール情報なども逃さずチェックできます。
さらに、アプリを通じて簡単にポイントを貯めることもでき、利用者にはさまざまな特典が提供される予定です。
スムーズな利用フロー
くすPayを使うには、まず以下の手順を踏む必要があります。
1.
くすPayカードの発行
- 玖珠町商工会またはくすPayサポートセンターで即日発行(登録料・年会費は無料)
2.
アプリのダウンロード
- App StoreまたはGoogle PlayからくすPayアプリを入手
3.
カード情報の登録
4.
チャージ
- 町内の約42か所のチャージ可能店舗で現金チャージ
5.
加盟店での利用開始
- スマートフォンのQRコードを使って決済が行えます。カスタマイズされた決済方法で、ユーザーはスムーズに取引を実現できます。
まとめ
「くすPay」は、大分県玖珠町の地域経済の活性化を目指す新しい取り組みです。地域密着型の利便性が高く、普段の買い物から楽しく参加できる地域通貨として、今後益々の広がりを見せることでしょう。ぜひこの機会に、玖珠町の地域通貨「くすPay」を利用して、地元貢献を感じてみてください。詳細な情報については、自社の公式サイトを訪れることをおすすめします。