アルティウスリンク、業務移管で画期的な業務改善を実現
アルティウスリンク株式会社(以下、アルティウスリンク)は、ペット&ファミリー損害保険株式会社(以下、ペット&ファミリー損保)とのパートナーシップを深化させ、バックオフィス業務の移管を成功させました。この事例では、処理時間を24%削減し、ミスゼロを実現することができたという、業務効率化の好例となっています。
1. 業務移管の背景
ペット保険市場は近年著しい成長を見せており、保険支払件数も年々増加しています。この成長に伴い、10年前に業務をアルティウスリンクに委託したペット&ファミリー損保は、さらなる事業の持続性を求めていました。しかし、新型コロナウイルスの影響による中国・大連市での業務ロックダウンにより、海外拠点での業務が完全に停止する事態となりました。こうしたリスクを考慮し、日本国内への業務移管を決断しました。
2. 業務移管と新サービスの並行展開
業務移管を進める際、アルティウスリンクとペット&ファミリー損保が試みたのは、サービスの品質と迅速な対応スピードを維持することです。加えて、新サービスである保険金の『WEB請求』に関する対応も同時に開始しました。新規業務のスタートと業務移管の両立は簡単ではありませんでしたが、双方の担当者が緊密に連携することで、円滑な移行を目指しました。
3. 効果的な取り組みとその成果
業務移管にあたる中で、まず新たなデータ入力システムを構築する必要がありました。このため、ペット&ファミリー損保の業務フローやシステムに精通した専門チームが設立され、具体的なテストと修正を丁寧に行いました。新サービスの需要が当初の想定を上回った際も、処理ミスゼロの状態を保つことに成功しました。
さらに、秒単位の効率化を追求した運用改善を実施。詳細な業務マニュアルの作成や、モニタリングによる効率的なオペレーション管理を行いました。これにより、業務効率が高まり、処理時間は約24%短縮される結果となりました。高いサービス品質を維持しながら、業務の円滑な進行が実現されました。
4. 今後の展望
アルティウスリンクは、今後もペット&ファミリー損保との協働を通じて、顧客に対する安心感を提供し続けることを目指します。そして最新テクノロジーを駆使した高度なオペレーションを展開し、ビジネスへの貢献を図る考えです。この成功事例は、今後の企業間連携の新たなモデルとして多くの企業にとっての示唆となるはずです。
ペット&ファミリー損保様の導入事例については、さらに詳しい情報が公開されています。ぜひご一読ください。
5. 企業情報
アルティウスリンク株式会社について
アルティウスリンクは、KDDIと三井物産の共同出資による企業で、国内外に約100か所の拠点を持ち、56,000人の専門人材が揃っています。コンタクトセンターやバックオフィス業務を含む多様なBPOサービスを展開し、デジタル技術と人による高付加価値なサービスの融合を図っています。
所在地や設立年、代表者等の詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。
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