新千円札に北里柴三郎博士の肖像
2025年7月3日に新千円札に「日本近代医学の父」北里柴三郎博士の肖像が採用されてちょうど1年が経過しました。この重要な日を記念して、北里博士の曾孫であり、北里株式会社の名誉会長を務める北里宣朗氏とタスカケル株式会社の代表取締役吉村亮太氏が共同で設立した日本品質評価機構™が、新たな品質評価制度『KITASATO Premium Award(キタサトプレミアムアワード)』の正式募集を開始しました。
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理念と社会的意義
このアワードは、北里博士が一生をかけて貫いた「人に熱と誠があれば何事でも達成する」という理念を受け継ぎ、「人の役に立つために何ができるか」を考えることで、健康・衛生・安全性に貢献する商品やサービスを評価します。この新しい評価制度は、信頼と権威を兼ね備えたものとして期待されています。
社会的信頼の裏付け
日本では、商品やサービス選択において「信頼」が非常に重要な基準とされています。2025年6月に実施された全国調査では、北里柴三郎博士の認知度は76.4%、博士に対する信頼度は実に90.9%に達しました。これにより、本アワードは消費者に新たな基準を提供する意義があることが裏付けられています。
さらに、北里博士の功績に関しても、多くの人々がその重要性を再認識しています。特に、彼が医学者の育成や教育に尽力し、北里大学の設立に関与したことや、破傷風菌を世界で初めて純粋培養したことは高く評価されています。
新たな社会的指標
『KITASATO Premium Award』は、単なる品質評価を超えて「消費者が安心して選べる新たな社会的指標」となることを目指しています。これを実現するためには、厳格な審査基準と広範な社会との連携が不可欠です。消費者、企業、地域社会が互いに価値を循環させる仕組みを構築し、地域特産品や大手ドラッグストアのプライベートブランド商品も審査対象としています。
厳正な審査体制
アワードの審査は、各分野の専門家によって行われ、信頼性の高い第三者評価が保障されます。具体的には、応募対象は健康や衛生、予防、信頼性に寄与する商品やサービスですが、医薬品や医療機器、化粧品は対象外です。審査項目は、原料から製造過程、リスク管理、CSRへの取り組み、法令遵守、ユーザー視点など多岐にわたります。
受賞のメリットと今後の展望
アワードの受賞は、単なる認証に留まらず、受賞企業にとっては商品価値の向上や販売拡大、取引先の拡大、さらにはブランディングや海外展開の推進に寄与します。今後、アワードは消費者にとって本当に安心して選べる商品とサービスを提供し続け、「信頼のプラットフォーム」として進化を目指します。
また、アワードの収益の一部は社会貢献活動に還元されるため、受賞は社会に必要とされる価値の証とも言えるでしょう。今後も北里博士の精神を引き継ぎ、信頼と品質のネットワークを広げていく取り組みが続けられます。
まとめ
北里柴三郎博士の精神を現代に生かした『KITASATO Premium Award』は、これからの日本社会に必要な信頼を提供する新しい仕組みです。皆さんもぜひこの革新的な試みに注目し、共に未来を見据えていきましょう。