ラショナル・ジャパンが国際ホテル・レストラン・ショーでの活動を発表しました

ラショナル・ジャパンが国際ホテル・レストラン・ショーでの活動を発表

2025年2月4日から7日にかけて、東京ビッグサイトで開催された第53回国際ホテル・レストラン・ショーに、株式会社ラショナル・ジャパンが出展しました。この展示会は、日本能率協会が主催し、外食や宿泊、レジャー業界の専門家が集まる大規模なイベントです。同時にフード・ケータリングショーや厨房設備機器展も開催され、業界のトレンドを追う重要な場となっています。

ラショナル・ジャパンは、ドイツ本社のRATIONAL AGの子会社であり、スチームコンベクションオーブンの市場シェアで世界約50％を誇っています。白を基調としたシンプルなデザインのブースでは、様々なサイズのスチームコンベクションオーブン「iCombi Pro」や多機能調理器「iVario Pro」が展示され、実演も行われました。ここで、同社のシェフが製品の性能や機能について詳しく説明する機会が設けられました。

プレスカンファレンスの開催

特に注目されたのは、2月5日に行われたプレスカンファレンスです。このイベントには多くの飲食業界メディアが招待され、代表取締役社長の赤井洋が出席しました。赤井社長は、2024年の活動報告と2025年の展望を発表しました。「昨年は売上を大幅に伸ばし、iVario Proに親しみを持たれる方が多かった。」と回想した後、2025年に向けた新たな営業体制の構築について触れました。特にインサイドセールスやリージョナルコーポレートシェフといった新しい役割の重要性が強調され、ユーザーの実体験を伝えるイベント「エキスパートキッチン」も開催予定であると述べました。

ゲストスピーカーによる実演

イベントには、実際にiCombi Proを導入している「菓子工房アントレ」の髙木康裕オーナーシェフも参加しました。彼は、製菓業態でのiCombi Proの導入メリットについて語り、自ら製品に触れながら説明しました。「焼くと蒸すを組み合わせたコンビモードは、初めは思いつかなかったが、非常に重要だと気づいた。iCombi Proは1％単位での調整が可能なので、料理の繊細な部分をしっかり管理できる。」と、その機能を絶賛しました。

髙木シェフはまた、自身が調理をほとんど一人で行っているため、新たにECサイトを開設し、全国へ製品を提供していく計画を紹介しました。「新しい機器の導入は人手不足の解消にもつながるため、投資する価値がある。」と前向きな姿勢を示しました。

ラショナルの重要性

RATIONALは、国際ホテル・レストラン・ショーでの出展を通じて、加熱調理を行う飲食業界の方々に、その製品の利点を正確に伝えることを目的としています。また、全国各地で参加費無料のクッキングライブも開催されており、実際に製品を体験する機会が設けられています。詳細はラショナルの公式ウェブサイトで確認できます。特に、厨房機器の導入を考えている事業者には、多くの情報と実演が詰まったこのイベントは見逃せないチャンスです。