DAIWA×OWVの挑戦:サステナブルな未来へ向けて
日本のエンタメシーンに新たな風を吹き込むボーイズグループ『OWV』が、グローブライド株式会社のフィッシングブランド「DAIWA」と共同で非常に興味深いプロジェクトを進めています。それは、使われなくなった漁網を再生した素材を用いたライブコスチュームの制作です。これは、単なる衣装のデザインを超えて、環境への配慮やサステナブルな未来を考える重要な一歩なのです。
漁網アップサイクルプロジェクトについて
DAIWAが2022年に始めた『BE EARTH-FRIENDLY-漁網アップサイクルプロジェクト』は、使用済みの漁網を素材として作りかえる取り組みです。漁網は海洋プラスチック問題の一因となっていることから、DAIWAはこの深刻な問題に目を向け、漁網をリサイクルして新たな製品として再生しようとしています。
OWVのメンバーが体験を通じて得た知識をもとに、彼らのライブアクションは、持続可能な方法でファッションと音楽を結びつけています。2023年4月6日に開催された『OWV 5th Anniversary LIVE -SUPERNOVA-』では、リサイクル素材「REAMIDE®」を使用した衣装が初めて披露されました。この衣装は、リサイクルナイロンと群馬県産の上質なシルクを素材にしており、環境負荷を抑えながらも独自の光沢と柔らかさを兼ね備えています。
衣装デザインとメンバーの想い
OWVメンバーは、このステージ衣装のデザインを手がけ、自らの手でサステナブルな未来に貢献する意義を感じています。彼らがステージで身にまとった衣装は、あらゆる場所で使用される予定であり、その持続可能な理念を体現しています。
メンバーからは「シンプルにかっこよく、肌触りもよく動きやすい衣装」との感想も寄せられています。特に本田康祐さんは「光沢のある生地で輝いて見えて嬉しかった」とコメントし、着ることに対する誇りを感じている様子。
中川勝就さんは「エンタメとサステナブルを融合させることが重要」と語り、このプロジェクトを通じて広く知ってもらえればとの希望を述べています。自分たちの音楽を通じて、より多くの人々にサステナブルな意識を高めることができると信じています。
OWVの今後の取り組み
OWVは、このプロジェクトにとどまらず、今後もサステナブルな活動に取り組むことを宣言しました。イベントやライブで自らの衣装を使うことで、より多くの人々にサステナブルな考えを広めていく意気込みなのでしょう。彼らの活動は、ただのパフォーマンスに留まらず、次世代に向けた重要なメッセージを運んでいます。
公式YouTubeチャンネルではさらに詳しい内容が公開中。動画を通じて、OWVのデザインや制作過程を知ることができます。彼らがどのように新たな衣装を形にしていったのか、ぜひ実際にチェックしてみてください。
DAIWA×OWV 公式YouTubeチャンネル
サステナブルな未来を築くための一歩を、彼らの活動を通じて体感することができるでしょう。これからの彼らの展開に目が離せません。