神奈川県民ホールが贈る新たな音楽体験
2025年の秋、音楽絵本『奇妙なマザーグースの話』が神奈川県民ホールで上演されます。この作品は、英語の歌と古楽器の演奏、絵本仕立ての映像が凝縮された新感覚の芸術体験です。私たちが小さい頃に親しんだマザーグースの不思議な世界に、再び触れる機会です。
あなたを惹きつけるマザーグースの魅力
「ハンプティ・ダンプティ」や「ロンドン橋おっこちた」といった、耳馴染みのあるマザーグースの歌が、英語で生で聞けるのは貴重な体験です。マザーグースは、17世紀から続くイギリスの口承童謡の一部で、多くの作品がさまざまなルーツを持っています。実は、これらの童謡には単純な楽しさだけでなく、時には怖い側面や奇妙なテーマも含まれています。
どんな内容の公演なのか
この音楽絵本では、17~18世紀に生まれた楽器の演奏を取り入れた仕掛けが魅力です。メゾ・ソプラノの波多野睦美さんによる歌声や、西山まりえさんのバロック・ハープやヴァージナル演奏を楽しめます。これに加え、木版画家の山福朱実さんが手がけた美しい絵が、リズミカルな英語の歌と融合して、視覚でも楽しませてくれます。
特に興味深いのは、演奏される楽器の種類です。昔に描かれたフェルメールの絵画に見られるようなヴァージナルという楽器が使用され、聞く人をその時代へ誘います。これにより、音楽だけでなく、美術の恵みも味わえるのです。
子供から大人まで楽しめる
この公演は、子育て中の親はもちろん、マザーグースに初めて触れる0歳のお子様から、探求心を持つ幅広い世代の方々に向けられたものです。特に、怖くて奇妙な要素を持つ歌は、ストレス発散の手段としても古くから存在しており、時代を超えて人々を惹きつけています。子供たちにとっては、新しい言葉の発見や、音楽の楽しさを味わえる良い機会となるでしょう。
公演情報
松田町公演
- - 日付: 2025年9月27日(土)14:00開演
- - 会場: 松田町生涯学習センター 大ホール
- - チケット: 一般2,000円、U24(24歳以下)500円(0歳~3歳は膝上鑑賞無料)
清川村公演
- - 日付: 2025年9月28日(日)14:00開演
- - 会場: 清川村生涯学習センター せせらぎ館 みどりホール
- - チケット: 同上
この機会を通じて、不思議な歌の世界に浸り、感覚を広げてみてはいかがでしょうか。貴重な音楽体験があなたを待っています。チケットは、各地での窓口やWebサイトから購入可能です。興味のある方は、早めにチェックして、お見逃しなく!