『アルプス席の母』ノミネート!
2025-02-03 12:37:11

早見和真の新作『アルプス席の母』が本屋大賞にノミネート!

早見和真の『アルプス席の母』が「2025年本屋大賞」にノミネート



早見和真氏の最新作『アルプス席の母』が、2025年本屋大賞にノミネートされました。この小説は昨年3月に小学館から刊行された作品で、多くの読者から親しまれる内容となっています。

著者の早見和真さんは、元球児のお母さんたちの声を聞き、その思いをしっかりと反映させた作品を書き上げました。彼は今回のノミネートに対して、特にそのお母さんたちに対し感謝の気持ちを伝えたいと述べています。また、彼の作品には多くの感情が詰まっており、喜びや憤りなど様々な感情が描かれています。「母と息子、さらには父や娘との出会いがもっと増えますように」と願う姿勢がそこには伺えます。

その一方で、本書を手がけた編集者もノミネートを嬉しく思い、読者に本書の冒頭をぜひ読んでほしいとメッセージを送っています。その先に広がる感情のジェットコースターは、一読の価値があります。

『アルプス席の母』は、全く新しい視点から高校野球を描いた作品で、多くのファンに支持されています。初版は1万部のスタートであり、発売後わずか5日で3刷となるなど、話題を呼びました。特に「母親たちの熱闘甲子園!」というキャッチフレーズと共に、大阪の新興校を目指す息子とその母の奮闘が描かれています。

物語のあらすじ



物語の舞台は神奈川県です。看護師の秋山菜々子は、中学生の息子・航太郎と共に新たな生活を始めます。航太郎は、湘南のシニアリーグでの活躍を経て、大阪の新興校に入学。息子が目指すのは、関東一円から集まったスカウトの声がかからなかった甲子園常連校を倒すことです。菜々子もまた、大阪に拠点を移し、不安な土地での暮らしを余儀なくされます。

厳格な父母会の決まりや息子の体調変化に直面し、果たして二人の夢は実現するのでしょうか。母と息子の心の絆に焦点を当てたこの作品は、多くの人々に深い感動を呼び起こすことでしょう。

著者プロフィール



早見和真(はやみ かずまさ)さんは1977年に神奈川県で生まれ、2008年に小説『ひゃくはち』でデビューしました。続く2015年には、『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞を受賞。彼の著作は『95』や『店長がバカすぎて』『笑うマトリョーシカ』『八月の母』など、多岐にわたり読者を魅了しています。

最新作『アルプス席の母』は、定価1870円(税込)で、2024年3月15日に小学館から発売予定です。詳細は公式サイトで確認できます。没入感のある物語を、ぜひ手に取って味わってみてください!


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