試験DXの未来
2026-09-04 11:05:51

マイクロニティがIBT総合研究所を承継しオンライン試験の未来を拓く

マイクロニティがIBT総合研究所を承継



東京都渋谷区に本社を置く株式会社マイクロニティが、AI駆動型ソフトウェア事業承継プラットフォームとして、オンライン試験プラットフォーム「Excert(エクサート)」を運営する株式会社IBT総合研究所の全株式を取得したことが発表されました。この動きは、同社がこれまでに行ってきた累計7社の事業承継に続くもので、オンライン試験領域でのさらなる進化を目指しています。

試験のデジタル化が進む中での課題



日本では、試験システムのデジタル化が国際的な潮流に対して遅れているのが現状です。アメリカの大学入学試験、SATは2024年に全面デジタル化が実施される一方で、日本の大学入学共通テストは、2026年時点で依然として紙で受験されています。これは、日本の教育システムにおけるデジタル移行が遅れていることを示しています。

近年、一部の試験ではコンピュータを用いたCBT(Computer Based Testing)方式が導入されていますが、それも会場に受験者を集める「会場型CBT」が主流です。このため、受験者の地理的、時間的な制約が依然として残っている状況があります。この課題を解決するために、インターネット経由で自宅や好きな場所から受験可能なIBT(Internet Based Testing)方式の普及が求められています。

Excertが提供する安心・安全なオンライン試験



IBT総合研究所が運営する「Excert」は、IBT方式を採用したオンライン試験プラットフォームです。このサービスでは、受験者のPCカメラ映像と試験画面をAIと人間がリアルタイムに遠隔監視することにより、不正行為を抑制し、オンライン試験の厳格性を確保しています。大手試験団体を含め、年間約50万人がこのプラットフォームを利用しており、資格や検定試験のオンライン化を支える基盤としての役割を果たしています。

マイクロニティの展望



マイクロニティは、これまでの事業承継を通じて専門的なニッチソフトウェアの成長を支援してきました。今回、IBT総合研究所から引き継ぐ技術と信頼を基に、グループの開発リソースやAI活用の技術を駆使することで、さらなる製品の進化を実現し、資格・検定領域のデジタル化に寄与する計画です。マイクロニティの代表取締役山﨑祐一郎氏は「Excertが約50万人に利用される理由は、オンライン試験の利便性と厳格性を追求するIBT総合研究所の努力にある」とコメントしています。

デジタル化の未来に向けて



今後、マイクロニティはAIの進化を生かし、オンライン試験の監視体制を強化するなど、プロダクトのさらなる改良へとつなげていくことが見込まれています。また、新たな市場への展開も視野に入れ、試験運営に関わる方々にとって、安心で便利なオンライン試験の提供を目指します。

会社情報


  • - 会社名: 株式会社マイクロニティ
  • - 所在地: 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
  • - 設立: 2025年4月8日
  • - 代表取締役: 山﨑祐一郎

詳しい情報はマイクロニティの公式サイトをご覧ください。


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