新型業務用コンピュータ「LPC-500シリーズ」の登場
株式会社コンテックは、最新のインテル® Core™ Ultraプロセッサを搭載したウルトラコンパクトな業務用コンピュータ「LPC-500シリーズ」を発表しました。この新製品は、特にエッジAI端末に理想的な設計となっており、既に受注が始まっています。
ウルトラコンパクトなデザイン
新型「LPC-500」は、150mm×150mm×33mmの驚くべきコンパクトサイズを実現しています。このサイズにより、デスク上の限られたスペースや、ディスプレイの背面など様々な場所に設置可能です。さらに、縦置きスタンドやVESA取り付け金具のオプションも用意されており、設置の自由度が一段と増しています。
高性能かつ低消費電力
本製品には、インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサ 125Uが搭載されており、AI処理を行うためのNPU(Neural Processing Unit)が組み込まれています。これにより、画像認識や音声処理などのAI機能を高速かつ低電力で実行することができます。特に、画像処理を活用する用途が想定される工場システムや小売店のPOS、病院の受付端末など、さまざまな業界での活用が期待されています。
自由なカスタマイズを実現
「LPC-500シリーズ」は、メモリやストレージ、オペレーティングシステムを自由に選択できるBTO(ビルドトゥオーダー)方式を採用しています。これにより、各企業のニーズに合わせた最適なスペックのコンピュータを、1台から注文することが可能です。メモリは8GB、16GB、32GBから選べ、ストレージも128GB、256GB、512GB、1TBのM.2 SSDを選択することができます。OSについては、Windows 11 IoTを搭載したモデルも選れています。
安全な運用を支える機能
便利機能として「電断プロテクト®」が搭載されており、突然の電源断時でもデータを保護し、ストレージへの書き込みを禁止することで、ファイルシステムの破損を防ぎます。この機能は特に、業務用システムでの信頼性を高める要素となっています。
豊富なインターフェイスで拡張性も万全
新型PCには、HDMI、USB Type-C、1000BASE-T、USB 3.2 Gen2、USB 2.0など、さまざまなインターフェースが用意されています。これにより、周辺機器との接続も柔軟に対応でき、ビジネスの効率化を促進します。
セキュリティ対策も万全
一部モデルには、Trellixの許可リスト型ウイルス対策ソフトウェアがプレインストールされており、不正なプログラムの実行を防ぎ、セキュリティにも配慮されています。これは特に、ゼロデイ攻撃や新たな脆弱性を狙った攻撃から保護する助けとなります。
まとめ
「LPC-500シリーズ」は、コンパクトさと高性能を兼ね備えた業務用コンピュータとして、様々なビジネスシーンでの活躍が期待されます。省スペースでありながら強力なAI処理を実現するこの新製品は、次世代のエッジAI端末としての地位を確立することでしょう。興味のある方は、ぜひ公式サイトで詳しい情報をチェックしてみてください。