Entra IDのバックアップ
2025-02-26 10:58:21

TOSYSの新マネージドサービスでMicrosoft Entra IDのバックアップを強化

TOSYSの新マネージドサービスでMicrosoft Entra IDのバックアップを強化



クラウドサービスの普及に伴い、企業にとってデータ管理はますます重要なテーマとなっています。特に、Microsoftのクラウドソリューション「Microsoft 365」は多くの組織で使用されており、データの保護が求められています。その中で、株式会社TOSYSが新たに導入した「マネージド 365 クラウドバックアップサービス for Entra」が注目を集めています。このサービスは、AvePoint Japan株式会社が提供する「AvePoint Cloud Backup for Entra ID」を用いており、特にMicrosoft Entra IDのデータを市場で幅広く保護することを目指しています。

Microsoft Entra IDとは?



Microsoft Entra IDは、Microsoft 365の主要なID管理ツールとして機能し、企業内のユーザー、グループ、アプリケーションといった情報の管理が行われます。これにより、社内システムとの連携や機密情報へのアクセスが円滑に行えますが、同時にそれに伴うリスクも存在します。例えば、管理者の操作ミスや外部からの攻撃によって、そのデータが損なわれると、不正アクセスやシステム障害といった事態を引き起こす恐れがあります。

課題と解決策



Entra IDは、データ復元機能を標準で備えていないため、大規模なデータ損失に直面した際には迅速に復旧するのが難しいという欠点があります。また、監査ログやサインインログが最大30日分しか保管されず、内部不正やサイバー攻撃の影響を十分に評価することができない点も懸念された要素です。そこで、TOSYSはこの課題を解決するべく、AvePoint Cloud Backup for Entra IDを取り入れました。

このバックアップサービスは、Entra IDを包括的に保護し、迅速かつ効率的なデータ復元を可能とすることで、企業のセキュリティと業務継続性を確保する役割を果たします。実際、TOSYSの「マネージド 365 クラウドバックアップサービス for Entra」を利用することで、企業は誤設定やサイバー攻撃が発生した場合にも、そのリカバリ能力を高めることが期待できます。

サービスの特長



「マネージド 365 クラウドバックアップサービス for Entra」には以下のような特長があります。

1. 包括的なバックアップ: Microsoft Entra ID及び管理ポータル領域のバックアップを簡単に実施できます。
2. 無期限ログ保管: Entra IDの監査ログやサインインログを無期限で保存し、必要な時にいつでもアクセス可能です。
3. 簡単操作: バックアップやリストア作業を簡単なGUIで行う事ができ、管理者の負担を軽減します。
4. 代行エクスプレス: 設定変更やバックアップデータのリストア作業を、専門のサポートに委託することが可能です。
5. 包括的なサポート体制: 導入から運用に至るまで一貫したサポートを提供し、企業の安心感を高めます。

料金とイベント情報



「マネージド 365 クラウドバックアップサービス for Entra」は、初期料金が100,000円、月額料金が230円(税別)/ ユーザーとなっています。また、関連ウェビナーも予定されており、次回は2025年3月27日に「Microsoft Entra ID保護」に関する内容で開催されます。

この新しいサービス導入は、TOSYSが目指す、3年間で約300社の導入という目標の実現に向けた第一歩であり、業務の効率化やセキュリティ強化に寄与することが期待されています。

– 詳細情報は、公式サイトをご覧ください。TOSYS

会社概要



株式会社TOSYS
設立: 2006年
所在地: 長野県長野市
URL: https://www.live-style.jp/

AvePoint Japan株式会社
設立: 2008年
所在地: 東京都港区高輪
URL: https://www.avepoint.com/jp


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