テックプレッソが進化させるクラウドセキュリティとその実績
テックプレッソ株式会社は、ITインフラを支える企業として、Webサービスの開発やレンタルサーバー事業を展開してきました。その中でも特に注目されたのが、SecureNaviを利用したISMS認証(ISO/IEC 27001)とISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017)の取得です。これにより、テックプレッソは顧客のセキュリティ要件に応えるとともに、競業他社との差別化を図ることに成功しています。
ISMSクラウドセキュリティ認証の取得背景
テックプレッソの代表取締役CTO、坂之上氏は、ISMSクラウドセキュリティ認証取得の狙いについて以下のように語ります。『私たちの主力事業であるレンタルサーバーサービス『PRESSO SERVER』は、一般的なサービスとは異なり、厳重なセキュリティを求めるエンタープライズや自治体向けに提供しています。このため、求められるセキュリティのレベルは年々高まっていることを実感しています。』
さらに、坂之上氏は、ISMS認証やクラウドセキュリティ認証を取得することがB2Bの競争優位を獲得する重要な要素であると感じています。認証を持つことによって、お客様に対する信頼性を確保し、他社との差別化を図れるからです。実際、一般的なレンタルサーバーがISMSクラウドセキュリティ認証を取得しているケースは少なく、これは大きな強みといえるでしょう。
SecureNaviの導入理由
坂之上氏は、SecureNaviを導入した理由についても詳しく述べました。過去にPマークの運用を行った際にコンサルタントに依存しすぎる体験があり、自社でのリスク管理やルール整備が難しくなることを痛感したとのこと。その経験から、自身の組織でセキュリティを理解し、自立して運用したいという思いが強かったと語ります。
SecureNaviの一番の魅力は、ISMS認証とISMSクラウドセキュリティ認証を一つのプラットフォーム上で統合管理できる点です。これにより、情報資産やリスクアセスメントを効率的に扱うことができており、管理の手間を大きく削減。坂之上氏は『データを共通して扱えることで、業務の効率化が図れるのは非常に便利です。』と、その利便性を強調しました。
サポート体制と有益なアドバイス
SecureNaviのサポートチーム、特にカスタマーサクセス(CS)チームの助けを受けたことも成功の要因の一つです。坂之上氏は、ISMSクラウドセキュリティ認証に特有の要求事項の解釈において、CSチームからの具体的なアドバイスが非常に役立ったと振り返ります。『他社での成功事例や具体的な対応方法を提供してもらうことで、スムーズに進めることができました。』
テックプレッソの今後
テックプレッソは、今後も情報セキュリティに力を入れ、顧客に信頼されるサービスを提供し続ける意向を示しています。ISMS認証やクラウドセキュリティ認証の取得は、今や企業にとっての必須要件です。このような取り組みを通じて、テックプレッソはさらなる成長を目指し、業界での地位を確立していくことでしょう。
テックプレッソ株式会社は、岐阜を拠点に、高速化独自サーバ『PRESSO SERVER』や、業務支援サービスを展開し、クラウドホスティングやWebアプリケーション開発、インターネットインフラコンサルティングの分野でも活躍しています。これからの彼らの取り組みから目が離せません。