桜の扇子と食
2025-02-26 14:40:16

新宿 BELLUSTAR TOKYOの桜アップサイクルプロジェクトと特別メニュー

桜の美しさを纏った特別な扇子



2025年春、新宿のBELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotelが誇る「桜アップサイクルプロジェクト」から、特別な扇子が誕生します。このプロジェクトは、昨年の春に館内を美しく彩った桜を、捨てることなく再利用することを目的としています。新たに作られる『ホテルを彩った桜で糸を染めた扇子』は、なんと50本のみの限定販売。発売は2025年3月7日の金曜日からスタートします。

ホテルの新しい取り組みでは、春の訪れを象徴する桜の美しさを保ちつつ、持続可能性を考慮した“アップサイクル”が実現しました。桜は日本の春を代表する花であり、国内外から訪れるお客様に愛され続けています。そのため、昨年は約1ヶ月間、様々な品種の桜を館内に飾り、多くの人々にその美しさを楽しんでもらいました。装飾後に残った桜は無駄にせず、BELLUSTAR TOKYOは「桜アップサイクルプロジェクト」を立ち上げました。

過程と職人の技


プロジェクトでは、多くのアイデアが寄せられ、その結果、扇子が商品の形として選ばれました。この扇子は、日本各地の伝統的な技術を活用したもので、桜の可憐な色合いと麻の質感が見事に調和しています。この扇子を作るためには、まず麻糸の制作を行うトスコ株式会社が主材を提供。麻は日本の自然に馴染み、環境にも優しい素材として選ばれました。

次に、桜染めには株式会社マイトデザインワークスが参加。桜から色を引き出し、残った部分を肥料や釉薬に再利用する草木染めの特性に基づき、持続可能性への意識が示されています。また、織りは山梨県にあるWatanabe Textileによって行われ、自然由来の素材と共に現代的なデザインが融合。最後に、株式会社舞扇堂による手作業での丁寧な仕立てが施され、一つ一つが職人の技を感じさせる仕上がりとなっています。

特別メニューでの桜体験


さらに、ホテル内のレストラン「Restaurant Bellustar」では、3月9日から4月30日まで、昨年の桜をテーマにした料理を提供します。メニューには、雪降り和牛の炭火焼きに桜の香りを加えたスモークソースを使用した一品や、桜の葉で蒸したアスパラガスを活用した前菜が登場。デザートには、満開の桜をイメージした華やかなカシスと桜のパルフェが用意され、五感で楽しむ日本の春を体験できます。

まとめ


桜はただの花ではなく、日本の文化や価値観を体現した存在です。その桜を活用した扇子と美食を通じて、皆さんには美しい日本の春を感じていただきたいと思います。全館での桜の装飾も3月7日から始まりますので、ぜひ足を運んでみてください。桜が持つ特別な魅力と、匠の技から生まれた逸品をお楽しみください。


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