日本NPOセンターの大島理事が経団連で講演し、企業との協働を促進

日本NPOセンターの企業との協働促進

2024年12月10日、経団連にて「企業行動・SDGs委員会」会合が開催され、日本NPOセンターの代表理事である大島誠氏が講演しました。彼の講演のテーマは「日本を元気に～日本NPOセンターの役割と企業の皆さまに期待すること～」。

大島氏は、複雑化する社会課題に対し、企業と市民活動団体、行政が連携する必要性を強調しました。特に、NPO活動との出会いや、地方での中間支援組織としての役割について具体的なエピソードを交えながら語りました。これにより、聴衆に対してNPOの重要性を再認識させる内容となりました。

また、日本NPOセンターの様々な活動事例についても触れ、企業に対する期待の具体的な提案を行いました。講演の終盤で「企業の皆さまが全国の地域、市民活動団体と協力することが日本の元気に繋がる」と力強く訴えかける姿には、多くの参加者が感銘を受けたことでしょう。

講演後には、NPOの担い手不足や事業継承の課題、さらには若者の参加を促進する方法についての意見交換が行われ、1時間を超える充実した交流の場となりました。このような場での対話は、異なるセクターの連携の重要性を再確認する機会ともなります。

加えて、日本NPOセンターでは、環境保全、防災・減災、情報化支援、震災復興支援事業など、幅広いテーマで企業との協働に取り組んでいます。これにより、社会課題解決や新たな価値の創造に寄与する活動を行っており、今後も多くの企業や他セクターとの連携を強化していく方針です。

地域活動や市民活動を元気にするための施策は、企業やNPO、行政が一丸となって進めていくべき重要なテーマです。大島理事の講演を通じて、参加者はこのテーマに対する理解を深め、今後の取り組みに対する期待感を膨らませたことでしょう。

日本NPOセンターにおける企業との取り組みについては、詳細が公式サイトで確認できます。興味がある方は、以下のリンクを参照してください。
日本NPOセンターの企業との取り組み