ダイビル、ロンドンの中心に新たなオフィスビルを取得して、国際展開を加速

ダイビル、ロンドンの新たな拠点を開設

ダイビル株式会社が、ロンドンのシティに位置するオフィス・商業ビル「Capital House」を取得しました。これにより、ダイビルにとって初の英国事業となり、約320億円の投資を行うこととなります。この新たなオフィスビルは、当社のグループ企業である商船三井が拠点を移転する計画を立てており、今後の海外展開の重要な足掛かりとなるでしょう。

London Cityの中心に位置する「Capital House」

「Capital House」は、イングランド銀行や王立取引所が位置するロンドン・シティの金融エリアの中心にあり、古くから栄えてきた場所です。この地域は、国際的な金融機関が多く集まる場所であり、ニューヨークのウォール街と共に世界経済の中心として知られています。コロナ禍やBrexitによって一時的にオフィス需要は低迷しましたが、現状では需要は回復しつつあり、ロンドン・シティは今なお世界中の投資家にとって魅力的な市場です。

経営戦略と今後の展望

ダイビルは、「BLUE ACTION 2035」という経営計画を推進しており、この計画では高いボラティリティを持つ海運市場に対抗するため、安定収益型の事業比重を高めることを目指しています。また、これを機にグローバルなネットワークを生かした事業開拓や海外投資を進めていく方針です。ダイビルは、100年以上にわたってオフィスビル事業に携わり、ベトナム、オーストラリア、アメリカ、インドなどでも多くのオフィスビル開発プロジェクトを手掛けてきました。

特に、ロンドン・シティのオフィスマーケットは流動性と透明性が高く、国際的なビジネス活動において重要なポイントとなります。ダイビルは、今後もグローバルな事業展開を進め、国際的な不動産市場でも競争力を高めていくことを目指しています。

まとめ

今回の「Capital House」の取得は、ダイビルの海外戦略において新たな一歩を刻むものであり、今後の動向が期待されるところです。ダイビルの国際的な活動は、単なる不動産事業を超え、世界経済の中心で新たなビジネスチャンスを創出していくことでしょう。詳細はダイビルのプレスリリースにて確認できます。ダイビルプレスリリースはこちら