マネーフォワードの固定資産管理アプリがNetSuite認定を取得

マネーフォワードがNetSuite認定を取得

株式会社マネーフォワードは、自社の提供するアプリケーション『マネーフォワードクラウド固定資産』が「Built for NetSuite」として認定を受けることを発表しました。この認定を受けることで、固定資産の管理に対する新たなスタンダードを確立し、より良い業務効率を提供することが期待されています。

固定資産管理の革新

企業にとって、固定資産を効果的に管理することは重要です。しかし手動での管理は、時間がかかり、ミスを引き起こしやすくなります。『マネーフォワードクラウド固定資産』SuiteAppは、Oracle NetSuite SuiteCloud Platformを基に開発され、固定資産に関するデータを一元管理できる革新的なアプローチを提供します。

このアプリは、資産の取得から減価償却まで幅広くカバーしており、リアルタイムでのデータ可視化を実現します。これにより、顧客は会計業務の効率化を図り、より正確な経営判断を行うことが可能になります。

機能の充実

具体的には、『マネーフォワードクラウド固定資産』は次のような機能を提供します：

- 資産の取得・異動登録
- 減価償却計算
- 仕訳の自動作成
- 償却資産申告書の作成
- 法人税申告対応

これらの機能を統合することで、会計、IT、総務、オペレーションなどの各部門間でリアルタイムで資産データを共有することが可能です。

日本の企業への影響

日本オラクル株式会社のカントリーマネージャー、渋谷由貴氏は、「効果的な固定資産管理には、ビジネス全体にわたる可視性が必要です。本SuiteAppは、会計領域における当社の強力なソリューションを拡張し、NetSuiteの日本のユーザーがデータを一元管理し、固定資産管理のプロセスの自動化や会計業務の効率化を実現できるよう支援します」と述べています。

プログラムの意義

「Built for NetSuite」は、NetSuite SuiteCloud Developer Network（SDN）に参加するパートナー向けのプログラムで、各種アプリの質や基準を保証するものです。このプログラムに参加することで、開発者は自社アプリケーションがNetSuiteの基準を満たしていることを証明され、ユーザーに対してさらなる安心感を提供します。これは顧客にとっても大きな価値を持つポイントとなるでしょう。

詳細は、こちらからご確認いただけます。

SuiteCloudの特徴

Oracle NetSuiteのSuiteCloudプラットフォームは、クラウドベースの製品、開発ツール、サービスを包括的に提供し、顧客や開発者に大きな経済的メリットをもたらします。NetSuiteの財務/ERPソフトウェアの上に構築されたSuiteCloudは、ビジネス業務をクラウド上で実行できるようにし、迅速なアプリケーション開発をサポートします。

今後、『マネーフォワードクラウド固定資産』が日本の企業の固定資産管理においてさらなる標準となり、業務の効率化が進むことを期待しています。企業の成長を支援するこの技術革新に注目が集まります。