新しいアンケート手法がもたらす驚異の回答率70%超！

株式会社トーチライトは、このたびホンダモビリティランド株式会社が運営する鈴鹿サーキットで開催される国際モータースポーツイベントのLINE公式アカウントに新たなマーケティングソリューション「DialogOne®」を導入しました。この施策によって、アンケートの回答率が驚異の70%を超えたことが話題を呼んでいます。従来の約5~10%という数値から飛躍的な改善を見せ、トーチライトは顧客体験の有効性とデータ収集の効率化を実現しました。

背景

デジタルマーケティングの進展に伴い、LINE公式アカウントを通じた顧客との接点において、ユーザーに寄り添う体験が求められています。しかし、リアルタイムでのUI変更には高度な開発スキルが必要であり、そのための導入は多くの企業にとって高いハードルとなっていました。特に、既存のファンが分散しやすい大規模な国際イベントでは、データ管理やコミュニケーションの一貫性を保つことが難しくなります。

トーチライトは、こうした課題に着目し同イベントのLINE公式アカウントにおけるファン集約やデータ一元管理、さらにはアンケートの回答率向上に繋がる手法を模索しました。そこで導入したのが「DialogOne®」の「レスポンシブリッチメニュー」です。これにより、個別開発難易度を気にすることなくリアルタイムなメニュー変更が実現し、ユーザーの行動に応じた最適化された体験が提供されました。

サービスの特長

「レスポンシブリッチメニュー」は、LINE公式アカウント運営において次の二つの大きな価値を提供します。

1. 顧客エンゲージメントの最大化
ユーザーが発話したキーワードに基づいて、適切なリッチメニューが自動で切り替わる仕組みです。これにより、個々のユーザーにパーソナライズされた体験を提供し、顧客満足度を高めることができます。

2. 運用全体の効率改善
リッチメニューとメッセージ配信が連動することにより、一貫したコミュニケーションが可能となり、運用負担を大幅に軽減します。これにより、費用対効果の高いアカウント運用と売上向上が実現しました。

成果と実績

この「レスポンシブリッチメニュー」を導入した具体的な成果は、以下の三つとなります。

1. アンケート回答率70%を達成
「コンテンツ解放」という段階的な体験設計を採用。初期状態では制限されたリッチメニューを表示させ、ユーザーにアンケートへの答えを促すことで、イベント関連コンテンツへのアクセスを可能にしました。このアプローチにより、まるでゲームのような楽しさを提供することができました。

2. データ収集の効率化と企画戦略の貢献
アンケート回答を通じてユーザーが魅力的なコンテンツを入手することで、データ収集とユーザー体験の向上を同時に実現。この収集データは、イベントの企画に活用され、よりパーソナライズされたコンテンツの提供へと繋がりました。

3. デジタルとリアルを融合させた新たな体験
国際スポーツイベントにおいて、デジタルとリアルが融合した体験を提供しました。リッチメニューの解放により多様なコンテンツにアクセス可能となり、ファンは熱狂的なデジタル体験を楽しむことができました。この成功事例は、他のイベントにも応用できるとの評価を得ています。

企業のコメント

ホンダモビリティランド株式会社からは以下のようなコメントが寄せられています。

「ステップアップ型体験設計を用いて、ユーザーにストレスが掛からない範囲で属性データを蓄積することができ、その精度の高いデータを基本に本イベントにおける企画立案に活用しました。」

トーチライトの未来

トーチライトは、これを通じて「一人ひとりに寄り添ったパーソナライズされたコミュニケーション」を実現へと向かいます。技術によって各ユーザーのニーズを素早く理解し、最適な体験を設計することで、すべての人々がストレスフリーで充実したコミュニケーションを享受できる社会の実現に寄与していく所存です。

会社情報

株式会社トーチライトは、2000年代に設立以来、SNSの普及やデジタル市場の成長に貢献してきました。現在は、ソーシャルメディアを活用した企業のマーケティング支援やプロモーションを手掛け、企業のコミュニケーション設計やプロダクト開発を行っています。今後も「ハートフルなコミュニケーション」で心を動かし、人生を豊かにする未来を共に作り上げていくことを目指しています。