日置市の伝統を体感
2026-01-13 14:03:14

鹿児島・日置市の伝統芸能をVIRTUALで体験できるプロジェクトが始動

鹿児島県日置市が誇る伝統芸能が、メタバースプラットフォーム「VRChat」で体験できる機会が2026年1月13日から公開されます。このプロジェクトは、鹿児島県とGMOペパボ株式会社の協力を得て、株式会社Vが制作を担当しました。ユーザーは、戦国時代から受け継がれている「伊作太鼓踊」「大田太鼓踊り」「徳重大バラ太鼓踊り」の三つの踊りを仮想空間で観賞できるのです。

日置市の「伊作太鼓踊」は、伊作島津の戦勝を祝うために始まったもので、地域の誇りを象徴しています。力強い太鼓と鉦の音色に合わせて、踊り手たちが舞う姿が印象的で、地域コミュニティでも毎年付けられた祭典には多くの人々が集まり、伝統芸能を楽しんでいます。この踊りは8月28日に南方神社で奉納されます。

次に「大田太鼓踊り」は、城攻めの様子をリアルに再現したもので、神明神社と徳重神社で毎年奉納されています。踊り手が紙で作られた戦争のシーンを表し、太鼓と鉦のリズムに合わせて進む様子は、見る者に迫力を与えます。この踊りも、毎年10月第4日曜日に市民が訪れ、神聖な儀式の中で行われます。

さらに「徳重大バラ太鼓踊り」は、島津義弘公の武勇を称えるために伝承されたもので、ユニークな大太鼓を持ち、威嚇するように打ち鳴らすダイナミックなパフォーマンスが魅力です。この現代での再現も仮想空間で確認することができます。

このメタバースプロジェクトの制作には、衣装やアイテムの制作を担うラディカや、モーション制作のカソウ舞踏団など、多くの才能が集結しています。伝統芸能をリアルに再現するため、実際の踊りを収録し、バーチャルでの臨場感を最大限に引き出す工夫がなされています。これによって、地域に足を運ぶことが難しい方も、メタバースを通じて、従来の方法では味わえない体験を享受できるのです。

日置市は、県指定の無形民俗文化財が数多く存在し、豊かな歴史と自然が調和した地域です。このプロジェクトを通じて、太鼓踊りの新たな形の普及と、地域文化の発信が期待されています。これにより、次世代のアーティストや文化の担い手が育成され、伝統が未来へと続いていくことを目指しています。

これからは、文化遺産の継承や地元の魅力を多くの人々に感じてもらえるチャンスが増えていき、メタバースの可能性が広がることでしょう。若い世代を始め広く使われるプラットフォームを通じて、文化を身近に感じられる日常が実現されることを願っています。


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