Polymaker社の新フィラメント「Fiberon™ PPS-CF10」が日本初上陸

新たな3Dプリンターフィラメント、Fiberon™ PPS-CF10が日本上陸

株式会社サンステラから、3Dプリンター関連製品の新たな仲間が登場します。それは、Polymaker社の「Fiberon™ PPS-CF10フィラメント」。2025年11月17日に日本国内での発売を予定しており、業界内で注目を集めています。本製品は、エンジニアリング用途向けのスーパーエンプラフィラメントであり、高耐熱性、耐薬品性、難燃性、高剛性、そして高い寸法安定性を兼ね備えています。

Fiberon™ PPS-CF10の特長

Fiberon™ PPS-CF10は、ポリフェニレンサルファイド（PPS）にカーボンファイバーを約10%混合した特別なフィラメントです。このフィラメントの最大の特徴は、次の通りです：

- 高い寸法安定性：アプリケーションに応じて精密なパーツを求めるユーザーに最適です。
- 優れた耐薬品性：過酷な環境下でも安定して使用できるため、製造業にとって非常に頼もしい材料です。
- 耐熱性と難燃性：250℃以上の高温下でもその性質を保つため、さらなる応用が期待されます。

背景と市場動向

近年、製造業における3Dプリンターの活用は、試作用途から最終用途の製品や量産補助具、治具、機能部品にまで広がりを見せています。この流れの中、特に厳しい条件を求める現場では、従来のフィラメントでは満たされないニーズが明らかになってきました。こうした状況下で登場したのが、Fiberon™ PPS-CF10です。

このフィラメントは、様々な用途での適用を可能にするための新しい選択肢であり、特に高温や薬品にさらされる部品、さらに難燃性が求められる環境での利用が見込まれています。

商品詳細

Fiberon™ PPS-CF10は500gあたり18,700円（税込）で提供され、サンステラ3DモールやPolymakerストアにて購入が可能です。プリントに必要な能力も高く、次のスペックを誇ります：

- フィラメント径：1.75mm
- 推奨プリント温度：310-350°C
- 最大プリント速度：300mm/s
- 推奨ベッド温度：80-90°C

Fiberon™シリーズについて

Polymakerが提案する「Fiberon™」シリーズは、高強度かつ高剛性を求められるエンジニアリング用途向けに開発されたフィラメントのラインアップです。随時、新たな機能性を持つフィラメントが加わり、より幅広いニーズに応えられる製品展開が計画されています。

Polymaker社とサンステラについて

Polymaker社は、世界中で高品質な3Dプリンター用フィラメントを提供し続けており、その品質の高さと安定性から多くの業界ユーザーに信頼されています。株式会社サンステラは、10年以上の実績を持つ3Dプリンター関連製品の専門商社であり、国内ユーザーにとっての頼もしいパートナーとなっています。安心して使用できる3Dプリンター環境を提供することで、さらなる普及を推進しています。

この機会に、PolymakerのFiberon™ PPS-CF10フィラメントの購入を検討してみてはいかがでしょうか。新たな挑戦が、あなたのものづくりの幅を広げてくれるかもしれません。